ドームテントで大型のもの10選。メリットデメリットや選び方も解説

ドームテントで大型のもの10選。メリットデメリットや選び方も解説
はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」で過ごしています。八ヶ岳の魅力や楽しみ方、耳より情報を発信します。

キャンプに行く機会が増えると、大型ドームテントが欲しくなる人もいますよね。

大型テントがあることによって、通常サイズのテントよりも大人数で楽しめるようになり悠々とキャンプを楽しめるようになります。

ただ、大型テントを購入するとなると通常サイズのテントよりも価格が数倍します。高いものだと50万円を超えてくるテントも……

大きい額の買い物で絶対に購入の失敗をしたくないですよね。そこでこの記事では、大型ドームテントのメリットやデメリット、選び方、おすすめの大型テントについて解説します。

この記事を最後まで読めば、あなたに適したドームテントが見つかります。

ドームテントのメリットとデメリット

大型ドームテントは通常のテントよりも大きい分、独自のメリットやデメリットがあります。実際にキャンプでテントを使用する場面を思い浮かべながら、ドームテントを選んでください。

大型ドームテントのメリットとは

大型ドームテントは長期滞在用に作られているので、居住空間を再現できるのがメリットです。一般的なテントの場合、たとえば家族4人が全員入ろうとすると窮屈に感じます。

しかし大型ドームテントは、サイズによって窮屈さを感じるどころか余裕を持って過ごせるのです。

また大型ドームテントには、他社の製品も含めて連結できるメリットがあります。3つ以上のテントを繋げれば、まるで外国の市場のような空間が作り出せるでしょう。

大型ドームテントを繋げたときの存在感は、ほかのキャンプサイトを圧倒する迫力があります。

大型ドームテントのデメリットとは

大型ドームテントは重く大きいので、持ち運びに不便なことがデメリットです。車を使う場合でも、荷物のスペースに余裕が必要となります。重みがあるフライシートを扱うのは、キャンプ初心者の方には難しいでしょう。

また日帰りで使うときは、設営や撤収作業に手間取ります。大型ドームテントでキャンプに来た場合、思っているよりゆっくり出来ないかもしれません。

大型ドームテントがそのメリットを発揮するのは、やはり長期滞在をしたときです。

大型ドームテントの選び方について

ここでは大型ドームテントの3つの選び方を紹介します。自分に合った選び方で快適なテントを手に入れましょう。

組み立てやすさで選ぶ

大型ドームテントの設営は困難なので、組み立てやすさを重視して選ぶのがコツです。テントは基本的にフレームとインナーテントを組み合わせて設営します。そのため組み立ての形式はスリーブ式か吊り下式です。

スリーブ式とは生地にテントのポールを通していく形式で、吊り下式はテントのポールを先に組み立ててから生地をポールにつけていく形式です。

また、テントの中には、折りたたまれているフレームを伸ばしてロックするだけで、設営できるものもあります。

テントの設営が苦にならないのなら、デザインや機能だけで選ぶのもありです。しかし設営が苦手なら、やはり組み立てやすさを重視しましょう。

組み立てが苦手という人は、簡単に設営できるスリーブ式を選びましょう。

耐水圧で選ぶ

キャンプでは通常のホテルに宿泊する場合とは異なり、突然の雨への備えが必要です。「生地に染み込もうとする水分をどれぐらい抑えられるか」を数値化したものを耐水圧といいます。

この耐水圧はJIS規格によって算出されています。テントは耐水圧を記載していない代わりに、防水に対するアプローチ方法を記載している場合もあるのでご確認ください。

そして雨対策には、防水のアプローチ方法が書いてあるテントを選びましょう。

便利な機能やカラーデザインで選ぶ

大型ドームテントは、便利な機能やカラーデザインで選ぶ方法もあります。メーカーが独自の快適な機能をプラスしていたり、ほかには無いカラー展開があったりします。

夏にキャンプするのなら、保温や防風より通気性に優れた大型ドームテントを選びましょう。通気性に優れていると、熱中症の対策になったり突風による倒壊を回避したりします。また熱中症には、こまめに水分補給するなど複数の対策をしてください。

収納性も、大型ドームテント選びで忘れてはいけないポイントです。キャンプでは大型ドームテント以外の持ち物も必要になるので、コンパクトな方が動きやすくなります。

デザインに関しては、機能性の作用がないので本人のテンションが上がるものにしましょう。

これらを加味して、今一度大型ドームテントに何を求めているかを整理して、商品を選んでください。

大型ドームテント10選

ここでは10種の大型ドームテントから機能性やデザイン性などを紹介。メーカーによってこだわりの場所がそれぞれ違うので、一つずつご確認ください。

6人入れる透明なテント!「スクリーンハウス ドームテント」

組み立て ポップアップ式で簡単
防水性 防水性に優れている
その他の機能 360℃クリアな視界

6人で使える大型ドームテントで、360℃の景色を見渡せる透明タイプです。
キャンプ以外にも釣りや飲食店などさまざまなシーンで使えるので、キャンプに行かないときでも活躍するでしょう。

高品質※グラスファイバーや8個のテントロープと※ペグで安定します。
6人で星を見にいったり、圧巻のパノラマで自然を満喫したりしたいときにオススメ。

(※グラスファイバーはガラス繊維のこと)
(※テントを張るときに使うくぎのこと)

他の人と被らないデザイン!WIWO OUTDOOR ヤクドーム550

組み立て 設営簡単
防水性 耐水圧2,000m
サイズ 設営時/550cm×550cm×230cm、
収納時/80cm×40cm×35cm
その他 ポールが9本あり安定感がある

「WIWO OUTDOOR ヤク ドーム 550」は大人12人が寝ることが出来る大型のテントです。圧倒的な存在感を誇るデザインは、オリジナリティが高く他のテントとは被らないでしょう。9本のポールが支え合う構造のため、耐風性に優れています。

冬でもスカートの部分が冷気の侵入を防ぎ、寒さを凌げる仕様です。直径5.5m高さ2.3m分の広さがあり、内部でレイアウトや宴会を楽しめます。テーブルの他にコット(※1)を広げても十分な広さがあるので、のんびりとくつろげるでしょう。

シリコンコーティングのリップストップナイロンなどの素材で出来ています。リップストップ生地は軽量で丈夫なのが魅力です。

(※1:簡易式のベット)

まるで温室のよう!Alvantor 冬のスクリーンハウスルーム

組み立て ポップアップ式で簡単
防水性 ポリ塩化ビニル素材で防水性が高い
サイズ 使用サイズ:3.65M*3.65M*高さ2.5M
収納サイズ:直径1mの丸いキャリーバッグに収納
その他 玄関ドアがふたつある

「Alvantor 冬のスクリーンハウスルーム」は直径3.66m×高さ2.44mのテントです。温室のようなデザインで温かみを感じられます。斬新なデザインにもかかわらず、1分間で誰でも設置ができるポップアップ式を採用。

シリコンジッパーが付いた玄関ドアがふたつあるので、大人数での出入りにも対応可能です。PVC素材のため防水性や保温性に優れているので、暖かいひとときを過ごせるでしょう。

折りたたみが簡単なので、持ち運びやすいところも魅力です。天井にはカバーが付けられますが、星空を見る場合は取り外せます。

自然と調和するデザイン!Minimal Works マンゴーステーションプラス

組み立て ダブルクロス構造で簡単な設営
防水性 ナイロン素材で雨に強い
サイズ 使用時/W450 x D450 x H220cm
収納時/W70 x D30cm
その他 ポールが交差する部分は二重構造で安定感あり

「Minimal Works マンゴーステーションプラス」は、ダブルクロス構造で簡単な設営が可能です。最大10人の収容ができるので、大人数でのバーベキューにも使えます。大きなメッシュは開放感を与えたり、虫の侵入を防いだりするところも魅力です。

この大型ドームテントは雨に強く軽量なナイロン素材を使用しています。「オリーブ、タン、オレンジ」のカラー展開は、派手すぎず自然ともなじむのが特徴。自然に調和しながら内部の空間デザインまで楽しめる、機能性の高さが特徴です。

耐水圧2,000mm! PYKES PEAK パーティー ドームテント 4~6人用

組み立て 組み立て方の動画リンク付き
防水性 耐水圧2,000mm
サイズ 本体:約300×(90+30+140)×180(cm)
インナーサイズ:約300×300×170(cm)
収納時:約28×33×58(cm)
その他 サークルベンチレーションで空気が循環

「PYKES PEAK パーティー ドームテント 4~6人用」は、耐水圧が2,000mmあるので雨の日でも心強いです。強風にあおられても揺れにくくするために、前室は空気が流れる構造にしています。

外気を積極的に取り込んで空気を循環させる仕組みにより、フルクローズでも空気の流れができるようにしました。地面から少し開けた状態で留めることが可能なので、通気性とプライバシーの両方を守れます。

6人で寝転がれるゆったりとした空間なので、睡眠のときもストレスを感じません。かさばる荷物もたっぷり収納できるので、キャンプサイトが綺麗にまとまります。

軽量で快適!NORTENT ギャム4

組み立て
防水性 防水フライシート
サイズ 使用時サイズ:315 x 315 x 高さ160cm
収納サイズ:61 x 26cm
その他 5本のポールで積雪の重みに耐える

煙突ポートが付いていてストーブも使用可能。オールシーズン活躍する大型ドームテントです。7箇所の違う場所で交差する5本のポールで構成されているので、積雪時にも重みに耐えます。

6つのベンチレーション(※1)によって新鮮な空気が循環するので、息苦しさが少ないです。コンパクトで収納性があるので、荷物が多くなりがちな寒い季節に本領発揮します。

(※2:喚起口のこと)

通気性と耐風性に優れていて機能的!テンマクデザイン ビッグルーム

組み立て
防水性 耐水圧1500mm
サイズ 使用時:500×500× (H) 230cm
収納サイズ:82×44×40cm
その他 ギアハンギングループつきで収納性有り

天井に5箇所のギアハンギングループ(※2)がついていて、散らかりがちな小物をスッキリまとめてくれます。ギアハンギングループにランタンを吊るせば、インテリアとしてもセンスが良い空間になります。

こちらは山岳ベースキャンプにも利用できるように作られた大型ドームテントです。通気性に優れているほか、耐水圧が1,500mmあるので雨の日の不安も軽減します。収納性があるので、重量のある荷物を持って行く山岳での不安が和らぎます。

(※3:キャンプ道具をひっかけられる紐のこと)

インナーテント2個付き!FIELDOOR 2ルームシェルターテント 560

組み立て
防水性 UV遮蔽率・耐水圧・遮熱試験ともに試験済み
サイズ 本体サイズ :(約)560cm×260cm×220cm
収納時 : (約)77cm×22cm×22cm
その他 専用の収納バッグ付き

「FIELDOOR 2ルームシェルターテント 560」は、用途別に使い分けられるふたつのインナーテントが特徴です。インナーテントをふたつ使うと大人6人が寝られる空間になるので、大人数でのキャンプで活躍。ひとつだけ使えば、みんなでゆっくりと談笑できるリビングになります。専用の収納バッグが付いていてコンパクトになるので、収納性にも優れています。

ワンタッチの大型テント!「Timber Ridge ワンタッチテント」

組み立て ワンタッチ設営
防水性 耐水圧3000mm
その他の機能 四面と天井に窓があり、通気性がよい

ワンタッチ設営で「とにかく設営を簡単に」と考えて作られた大型ドームテント。
Timber Ridgeは、アウトドア体験を楽しんでもらうことを目的にしているアウトドアブランドです。
テントに対して専門性があり、防水性、設営など、テントに求められるニーズを知り尽くしています。

うっかり忘れそうなスマートフォンやサングラスなど、小物が収納可能なポケット付き。
細かい部分に対する気配りが嬉しい大型ドームテントです。

ワンタッチテント

5分で組み立て!ロゴス ソーラー スペースベース・デカゴン500-BA 71459311

組み立て 簡単操作で設営可能
防水性 雨水が溜まる構造
サイズ 使用時:約幅500×奥行475×高さ270cm
収納サイズ:約幅124×奥行36×高さ36cm
その他 筋交い構造を採用

「ロゴス ソーラースペースベース」は、折りたたまれたフレームを伸ばしてロックするだけの簡単設営です。建物を補強するときに使う筋交い構造を採用しているので、フルクローズの際に強度が上がります。

また湾曲した構造によって雨水が溜まるので、雨にも強いです。同じテント同士で連結ができるので、よりゆったりとした空間を作れます。

まとめ

大型ドームテントはメリットやデメリット、各商品の特徴に注目して選びます。

自然との距離が近づくキャンプでは、まずは防水性や通気性などの機能に注目してください。機能を重視したうえで、カラーやデザインなどが好みの大型ドームテントを選びましょう。この記事を読んで、お気に入りの大型ドームテントを見つけてください。

※楽天やAmazonの商品は需給バランスに応じて値段が変動するため、この記事では”○○円前後”と幅を持たせた書き方にしています。

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