桜が綺麗な場所を全国20選でご紹介！2023年の最新版なので桜好きに必見

桜の開花時期が近づいてきましたが、「どこなら綺麗に桜を見られるのか」「桜の名所はどこなのか」「花見をする場所の正しい選び方」など気になっていませんか？

日本には、美しい桜の名所が全国に点在しているため、迷ってしまうのも無理がないかと思います。

そこでこの記事では、特に美しい桜の名所20ヶ所を厳選し、ご紹介いたします。

各地の見どころや基本情報のほか、花見スポットの選び方も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

桜が綺麗な場所20選｜全国の名所を紹介！

北海道から九州まで、桜が綺麗な場所を20ヶ所ご紹介します。

近くに住んでいる方や、旅行のついでなど、ぜひお気に入りの場所を訪れてみてください。

【北海道】五稜郭公園

画像引用元：函館イベントガイド

五稜郭公園には、約1,500本の桜が植えられています。満開の時期には、公園内の遊歩道から桜並木を楽しむことができます。

五稜郭公園の桜でもっとも有名なスポットは、近くにある五稜郭タワーから見下ろす景色です。五稜郭タワーの展望台から、星形に縁取られた桜を一望できます。

また、タワーの展望台からの眺めも素晴らしいので、桜と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

【五稜郭公園の基本情報】

【青森】弘前公園

画像引用元：弘前

弘前公園は、約50種類、2,600本の桜が植えられており、多様な桜を見られるスポットとして有名です。夜にはライトアップも行われ、夜桜も楽しめます。また、散った桜が弘前城のお堀を埋め尽くし、「桜の絨毯」のように見える光景は圧巻です。

園内で開催される「弘前さくらまつり」には、国内外から約200万人の観光客が訪れたこともあります。2023年は、4月21日〜5月5日に弘前さくらまつりの開催が確定しています。

【弘前公園の基本情報】

【群馬】赤城南面千本桜

画像引用元：前橋

赤城山南面千本桜は、赤城山中腹にある桜の名所で、約1,400本のソメイヨシノが咲き誇ります。

見どころは、道路の両側に約1.3kmにわたって続く桜のトンネルです。また、隣接する「みやぎ千本桜の森」には芝桜も植えられているため、タイミングが合えば桜と芝桜のコラボレーションを楽しめます。

桜の開花時期には、「赤城南面千本桜まつり」が開催され、期間中は多くの屋台で賑わいます。桜並木を見ながら、ゆっくりお昼ご飯を食べるのもおすすめです。

【赤城山南面千本桜の基本情報】

【埼玉】幸手権現堂桜堤

画像引用元：幸手市観光協会

幸手権現堂桜堤は、約1,000本のソメイヨシノが咲き乱れることで有名です。約1kmにわたって桜並木が続く、桜のトンネルは見どころのひとつです。

堤の隣には菜の花畑があるため、桜のピンクと菜の花の黄色いコントラストを楽しめます。

幸手権現堂桜堤は、複数の遊歩道が整備されているため、桜と菜の花を見ながらお散歩してみてはいかがでしょうか。

【幸手権現堂桜堤の基本情報】

【東京】目黒川

画像引用元：目黒川

目黒川は都内を流れる川で、桜が綺麗な場所として有名です。

川沿いには、約4kmにわたって800本のソメイヨシノが植えられており、アーチ状に川を覆う光景は絶景。

目黒川は電車でアクセスしやすく、周辺には飲食店やおしゃれなショップも立ち並ぶため、お花見と一緒にショッピングを楽しむのもおすすめです。

【目黒川の基本情報】

【神奈川】県立三ッ池公園

画像引用元：じゃらん

県立三ッ池公園は、名前の通り園内に3つの池がある公園で、約1,600本の桜が植えられています。公園の広さは29.7haと広大で、広い敷地内に約78品種の多様な桜を見ることが可能です。

公園の中心部には、上の池・中の池・下の池の3つの池があり、湖畔にソメイヨシノが美しく咲き誇ります。湖面に写る桜も美しく、三ッ池公園のフォトスポットとしても有名です。

【県立三ッ池公園の基本情報】

【愛知】岡崎公園

画像引用元：日本旅マガジン

岡崎公園は、徳川家康公が生まれた岡崎城跡を整備した公園で、天守閣を囲むように800本のソメイヨシノが植えられています。東海随一の名所とも呼ばれ、多くの観光客に親しまれています。

夜にはライトアップも行われ、夜桜と岡崎城の幻想的な雰囲気は、昼とは別の魅力を感じられるでしょう。

【岡崎公園の基本情報】

【静岡】冨士霊園

画像引用元：じゃらん

富士霊園は、富士山麓にある敷地面積213万平方メートルの広大な公園墓地です。

参道にはソメイヨシノや山桜が約8,000本植えられています。雄大な富士山をバックに桜並木を一望できるため、満開の時期には大勢の人で賑わいます。

霊園の参道は奥に進むほど高くなるため、高い位置から美しい桜のトンネルを楽しむこともできます。

【富士霊園の基本情報】

【岐阜】淡墨公園

画像引用元：じゃらん

淡墨公園には、「根尾谷淡墨ザクラ」という樹齢1,500年を誇る桜が植えられています。高さ約17.3m、幹囲約9.4mの大きな桜で、国の天然記念物にも指定されています。

蕾は薄いピンク色、満開になると白に変化し、散り際には淡い墨色に変化することから、「淡墨ザクラ」と名付けられました。

継体天皇のお手植えとも伝えられ、歴史を感じられる桜です。

【淡墨公園の基本情報】

【石川】特別名勝 兼六園

画像引用元：主婦ママの生活帳簿

兼六園は、国の特別名勝に指定された日本三大名園のひとつです。園内には約40種、400本ほどの桜が植えられ、美しい庭園と桜の景色を楽しむことができます。

兼六園には、ソメイヨシノや山桜のほか、菊桜や楊貴妃など、珍しい品種の桜も植えられていることで有名です。

また、園内には茶店もあり、桜の下でお茶を楽しむこともできます。桜を見ながらゆっくり団子を食べたり、お抹茶を味わったりするのはいかがでしょうか。

【特別名勝 兼六園の基本情報】

【富山】松川公園

画像引用元：松川遊覧船

松川公園は、市街地を流れる松川沿いを、約2.5kmにわたって530本の桜が咲き乱れます。川沿いは遊歩道が整備されているため、桜のトンネルの中をゆっくり歩けます。

また、松川では満開の桜の下を、遊覧船に乗りながら楽しむことも可能です。クルーズ中には、船長が富山の歴史や松川周辺の見どころを案内してくれます。桜のトンネルの下を行き交う遊覧船は、風情のある光景です。

【松川公園の基本情報】

【大阪】万博記念公園

画像引用元：万博記念公園

太陽の塔が有名な万博記念公園は、9品種、約5,500本の桜が咲き乱れます。広い園内の各地に桜が植えられているため、公園を散歩しながらお花見を楽しめます。

特に太陽の塔周辺は、整備された散策路沿いに桜が植えられ、万博記念公園の中では名所として有名です。太陽の塔と一緒に桜を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

【万博記念公園の基本情報】

【奈良】吉野山

画像引用元：the gate

吉野山は、山全体を覆いつくす桜が咲き乱れることで有名です。約200種、3万本の桜が植えられ、山全体が一面ピンク色の絨毯で覆われます。絶景として多くの人々に親しまれ、「一目千本」と形容されてきました。

吉野山は歴史も古く、起源は1,300年前にさかのぼります。西行法師や松尾芭蕉など、多くの文人が歌を残したことでも有名です。

【吉野山の基本情報】

【兵庫】姫路城

画像引用元：じゃらん

世界文化遺産・国宝にも指定されている姫路城の周辺には、約1,000本のソメイヨシノが植えられています。白壁に映えるピンクの桜は圧巻です。

姫路城には、城下町の名残を残す古い建造物も多く、桜とともに歴史を感じることができます。三の丸広場からは、お城・櫓・桜並木を一緒に見ることができるため、おすすめです。

【姫路城の基本情報】

【岡山】津山城

画像引用元：津山瓦版

津山城には、石垣を取り囲むように約1,000本のソメイヨシノが植えられています。壮大な石垣を背景に、桜が豪快に咲き乱れる様子は、圧倒的な迫力を感じさせます。

また、本丸から城下を見下ろすと、一面桜の海のような光景が広がります。津山城では、見る場所によってさまざまな桜を楽しむことができます。

【津山城の基本情報】

【広島】世羅 甲山ふれあいの里

画像引用元：じゃらん

世羅　甲山ふれあいの里は、全国的に知られるしだれ桜の名所です。園内には、約250本のしだれ桜、約750本のソメイヨシノ・八重桜が植えられています。道の両側に植えられた、しだれ桜の桜並木は圧巻です。

園内ではフォトコンテストも開催され、フォトスポットで写真を撮る人も多くいます。入賞作品を紹介する作品展も開催されるので、写真好きの方は参加してみてはいかがでしょうか。

【世羅 甲山ふれあいの里の基本情報】

【香川】紫雲出山

画像引用元：三豊市

紫雲出山は、標高352mの山頂に桜が咲き乱れることで有名です。山頂からは瀬戸内海の島々を一望することができ、桜と海の美しいコントラストを堪能できます。

紫雲出山は海外メディアでも取り上げられたことがあり、「地中海のような絶景」と表現されています。海と桜を一望できるスポットは珍しく、瀬戸内に面した香川県ならではのスポットです。

【紫雲出山の基本情報】

【愛媛】松山城

画像引用元：じゃらん

松山城は、標高132mの城山の山頂に本丸があるお城です。本丸周辺には、ソメイヨシノやヨウコウ桜など200本の桜が咲き乱れます。本丸広場は眺望も抜群で、瀬戸内海の島々まで見渡すこともできます。

本丸までは、城山の8合目までリフトを使って登るのが便利です。満開の時期には、リフトからも桜を見下ろすことができ、桜の上を空中散歩しているような気分を味わえます。

【松山城の基本情報】

【熊本】一心行の大桜

画像引用元：熊本県公式観光サイト

一心行の大桜は、樹齢400年の一本桜です。樹高14m、枝張り東西21.3ｍ、南北26ｍ、幹周り7.35mの巨木で、淡い薄紅色の花が特徴的です。50数年前の落雷により幹が6本に裂けてしまい、現在のような南北に広がる形になったといわれています。

一心行の大桜の周囲には、菜の花畑が広がっています。満開時にはライトアップもされ、菜の花の絨毯に囲まれた一本桜は圧巻です。

【一心行の大桜の基本情報】

【福岡】杉の馬場

画像引用元：じゃらん

杉の馬場では、秋月城まで続く一直線の道沿いに、約200本の桜が咲き乱れます。約500mの桜のトンネルが続き、「小京都」とも呼ばれる歴史的景観とのコラボは、風情を感じられるでしょう。

杉の馬場を通り抜けた先の秋月城からは、石垣や堀と一緒に桜を見ることもできます。

日没から22時ごろまではライトアップも行われるので、夜桜を楽しむのもおすすめです。

【杉の馬場の基本情報】

2023年の桜の開花予想時期｜平年よりも早い

日本気象協会の調査によると、2023年の桜の開花予想時期は平年よりも早い見込みです。

全国の代表地点の開花予想時期は以下の通りです。

平年より、1週間以上早く開花する地域が多いと予想されます。桜は開花から1週間〜10日後を目安に満開を迎えるので、タイミングを見計らってお花見に出かけましょう。

花見スポットの選び方

全国の桜が綺麗な場所をご紹介しましたが、こちらでは花見スポットの選び方を解説します。

桜が満開になる時期は、どの花見スポットでも混雑が予想されます。ポイントを押さえてお花見に出かけましょう。

時期で選ぶ

桜は地域や品種によって満開になるタイミングが異なるため、花見に出かける時期には注意しましょう。時期を合わせられれば、複数個所の花見スポットを巡ることも可能です。

また、一般的に桜の開花予想時期は、ソメイヨシノの木を基準として算出されています。しだれ桜や八重桜など、他の品種は遅れて開花することもあるため、見たい品種の満開時期をチェックしておきましょう。

駐車場や立地で選ぶ

花見に出かける際は、駐車場や立地も調べておきましょう。

桜の名所スポットは、多くの観光客で混雑すると考えられます。道路が渋滞したり、駐車場が満車になったりする可能性もあるので、事前にアクセスを調べておくことが大切です。

また、混雑を避けるには、可能な限り公共交通機関で花見に出かけるとよいでしょう。

レジャーシートを使用できるかで選ぶ

桜を見ながらピクニックも楽しみたい方は、レジャーシートを使用できるかどうかも調べておきましょう。

一部の公園では、芝生の保護のためにレジャーシートの使用が禁止されている場合もあります。事前に公園や場所のルールを確認することをおすすめします。また、花見エリアが狭い場合は周囲への配慮も必要となります。レジャーシートの使用可否だけではなく、どのくらい広さが確保できるかも確認しておきましょう。

まとめ｜綺麗な桜を見に行こう！

全国の桜が綺麗な場所と、花見スポットの選び方をご紹介しました。

桜の季節が目前にせまっているので、どのような桜を楽しみたいか、どこで桜を見たいのか、など計画を立てておくとよいでしょう。

ぜひ、満開の時期を狙ってお出かけしてみてください。