メンバー(愛車)紹介3:アルファロメオ スパイダー デュエット

メンバー(愛車)紹介3:アルファロメオ スパイダー デュエット

(5/16追記)一番下に動画を追加しました。この子は音が最高なのでぜひ見てみてください!

 

こんにちは、はっしーです。今回はアルファロメオスパイダーデュエットのご紹介です。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

アルファロメオスパイダーは1966年から始まったシリーズですが、ベルトーネ時代のジウジアーロがデザインした105系ジュリアのオープンボディバージョンとしてデザインされた車です

こちらはジウジアーロデザインのジュリア です。段付きの丸い目がかっこいいですね。丸っこくて四角いハコモノの傑作だと思います(画像はWikiからお借りしました)

この子のオープンバージョンとしてデュエットはデザインされました。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

丸い目と盾の雰囲気は近いですが、雰囲気は違いますね。こちらはピニンファリーナの手によるデザインで丸くて船っぽい雰囲気です。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfa Romeo spider duetto

テールもラウンドしていてボートテールと呼ばれています。リアのオーバーハングは長くて荷物はいっぱい入ります。細身のゴルフバック2個が入るとても便利な子です。2シーターですが2+2として売られていたこともあるくらいなので、座席後部にも荷物が積めます。トランクのゴルフバック2個に加えて3泊分くらいの着替えは余裕で乗ります。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

リアビューは本当に優美です。小ぶりのテールランプとメッキのバンパーが美しいです。駐車場で眺める時間が長くて、出かけるのも帰るのも時間がかかってしょうがないです。。。

ジュリア と兄弟車だと思えないくらい違いますね。共通しているのは機関系です。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

初代にはアルファツインカムの1600ccエンジンが搭載されています。エアクリからキャブにつながる象の鼻というパーツをとっちゃってますがそれがついてると他の105系ジュリアとそっくりです。

アルファロメオ スパイダー デュエットalfaromeo spider duetto

こちらはdelautoさんというアルファロメオ専門店さんからお借りしたジュリアスーパーのエンジンですが見た目もレイアウトもほぼ一緒ですね。エンジン音も近いです。http://delauto.jp/fw/cars/view/120こちらから聞けます。

デュエットの音はこちら。見た目に優美さに反して勇ましい音です。吹け上がりが速くて5千から6千回転が最高です。3千回転だと静かですが回したくなる車です。

デュエットの1600は1967年まで生産され、同年から1750ccバージョンと1300ccバージョン販売されています。ここまではボートテールです。

この後70年代にシリーズ2が出ますが、テール形状がコーダトロンカというスパッと切り落とした感じになってトランクスペースが大きくなります。ここから115系と呼ばれるはずです。

コーダトロンカ

こちらもdelautoさんよりお借りしました。

なんだか現代的になってきましたね。バンパーもウレタン部分が増えて安全サイドに変更されています。115系アルファロメオスパイダーシリーズは90年代前半まで生き延びますがベースは変わらず、インジェクション化やバンパーの大型化、ヘッドレスト追加、エアコン追加など、安全、快適方向に進化していきます。

例えばバンパーは

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfa Romeo spider duetto

シルバーメッキで全然守ってる感ないですが、シリーズ4になるとこんなガッツリ守ってる感じになります。

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider velocity

ヘッドライトのカバーもシリーズ2からはありませんので、カエルみたいな顔になります。下唇がでてる感じがかわいいですね。アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider velocity

口角が上がってる感じでかわいいですね!この子はデュエットと入れ替わりでサヨナラした子ですが半年で8千キロも走りノートラブルだった最高の足車でした!値落ちも無かったし、良い子でした。基本設計が60年代なのに高速道路で追い越し車線にへばりついていても大丈夫。坂道には弱かったですが見た目も走りも素晴らしい。

デュエットのメーター周りは5連になっていて、助手席の方はボディ同色で幌を開けた時にとても映えます

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

こちらはシリーズ4です。やはり現代的ですね。電圧計が動きが悪くてダッシュボードを叩くと動き出すところは昭和のテレビみたいでした。

 シフトレバーが生えてる向きとかは一緒です。ハンドルから右手を下ろすとすぐレバーがある感じがいいです。でも右上の5速に入れるときは手が届きにくくてシートから背中を離さないと僕には届きませんでした。5速入れるときはよいしょっと!という感じです。エアコンの吹き出し口がダッシュボード中央に3つあります。デュエットにはありません。ダッシュボードのデザインも違いますね。

 

ハンドルはエアバックがついています!

アルファロメオ スパイダー デュエット Alfaromeo spider duetto

デュエットのドアハンドルは華奢で壊れそうです。窓を開けてドアをつかんで閉めます。

右のドアは取っ手が違います。パワーウインドウじゃないのでノブを回します。

シリーズ4のドアハンドルはこんな感じです。助手席前には小さな棚があり結構便利です。デュエットは何にもありません。ちなみにデュエットもシリーズ4両方ともドリンクホルダーはありません。この写真でわかりますが三角窓がありますね!

今日はデュエットを紹介しつつ、シリーズ4のヴェローチェもご紹介しました。

ヴェローチェも共通して発電が弱ですが、止まらないし日常の足にもなる楽しい子たちです!

両方共玉数は減ってきているのですがヴェローチェ  は100万円台で狙えるので是非一度乗ってみてください!壊れないしほんといい車です。雨漏りだけが問題ですが、タオル持って乗れば大丈夫👌でもできれば雨に濡らさないようにしていただきたいですね。

目次

動画

ディティールやデザインはこちらをご覧ください

 

ウェーバーの音はこちら

走行動画はこちら

 

 

デュエットは死ぬまで大切にしたい車です。乗ってよし見てよし聞いてよし。完璧です。355 と違って距離走っても大丈夫!またトラブル報告や維持費の報告を予定しています。お楽しみにお待ち下さい!



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