冬キャンプの必須アイテム!ストーブ&暖房グッズおすすめ9選

冬キャンプの必須アイテム!ストーブ&暖房グッズおすすめ9選

はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」で過ごしています。八ヶ岳の魅力や楽しみ方、耳より情報を発信します。

コロナ禍で蜜を避けながら自然に触れたいと考える機会が増えてきましたが、年中自然に触れあいながら楽しめる八ヶ岳では、冬にキャンプをして過ごす方もみかけます。

そこで今回は、「冬キャンプに挑戦してみたい!」「どうすれば暖かく過ごせるのかな?」と考えている方に、冬キャンプの必須アイテムとなるストーブと暖房器具を紹介します。

冬のキャンプは夏より空が澄み切っているので、星空を眺めることに適しています。また、屋外で過ごしていても虫に刺される心配も少ないです。

しかし、実際に冬キャンプにチャレンジしようと思っても、ストーブの種類はたくさんあるので、どれを選んで良いのか悩みます。

ストーブを囲みながら暖かい食事を仲間と一緒に楽しんだり、シュラフに包まれてくつろいだり……。

この記事を読めば、あなたの用途に合ったストーブが見つかるので、ぜひ参考にしてください。

目次

冬のキャンプ用のストーブってどんなものがあるの?

冬の気候は、昼間に暖かく感じても夕方になると急に冷え込んできます。標高の高い場所なら、とくに昼間との寒暖差を感じることかと思います。

冬のキャンプに必須のストーブはどんなものがあるのか、気になりますよね。そこでキャンプで使えるストーブを5つご紹介します。

  • 石油ストーブ
  • カセットガスストーブ
  • 薪ストーブ
  • 電気ストーブ
  • セラミックヒーター

どんなキャンプシーンで活躍するか、ご覧ください。

石油ストーブ

石油ストーブは、冬のキャンプに持って行く方も多い定番のストーブです。自宅で使用している方はそのまま持ち込んでもい良いでしょう。

石油ストーブは、即断性があり、広いテントを暖めるのに便利です。また、操作がしやすいところも魅力です。そして電源が必要ないので、使う場所を選びません。

石油ストーブには対流式と反射式の2種類があります。

対流性:ストーブを中心に周り全体を暖めます。反射式より値段が高めです。
反射式:ストーブ全面の一方向だけ暖めます。

石油ストーブは、乾電池が必要なものがありますので、乾電池が必要な場合はサイズを確認し、忘れず準備しておきましょう。

カセットガスストーブ

カセットガスは、持ち運びがラクで操作しやすいので、人気のあるストーブです。燃料はカセットガスを使用しており、スーパーやコンビニでも手に入るため重宝します。

カセットガスの利用できる時間は1本およそ2~3時間です。ソロキャンプや他の暖房グッズと併用して使うことをオススメします。

薪ストーブ

薪ストーブは、ストーブの中で一番暖かい暖房器具です。薪ストーブを使う場合は、テントも薪ストーブに対応しているものを選ぶ必要があります。

また、煙突の設置やテントが燃えないように取り付けることは、初心者に難しいでしょう。

持ち運びはしにくく設営も難しいですが、薪ストーブでBBQをしたり、火を眺めてリラックスできるところが魅力です。

薪は湿気がないものの方が燃えやすいため、お店に売っているものを準備しておくと良いです。

電気ストーブ

電気ストーブは電源がないと使えませんが、手軽で安価に手に入ります。

電気ストーブを自宅で使用している方は、そのままキャンプで使ってみても良いでしょう。部屋のぬくもりを維持するためにも便利です。

セラミックヒーター

セラミックヒーターは電源があるキャンプ場でしか使えません。使用する場合は、蓄電池や発電機を利用すると良いでしょう。

石油ストーブや薪ストーブに比べると暖かさが弱いので、他の暖房器具と一緒に使うことがオススメです。

冬キャンプで暖房を選ぶ方法

ここで、暖房器具の選び方をご紹介します。ストーブを含めさまざまな種類の暖房器具が販売されています。

暖房器具の選ぶポイントを以下にまとめました。

  • 人数
  • 安全性
  • 使いやすさ

テントの広さや持ち運びしやすいものなど、自分に合うものを探しましょう。

人数

一緒に行く人数が多いと、必然とその分テントも広くなります。そのため人数が多いときは、石油ストーブや薪ストーブがオススメです。

ひとりで使用したり、部分的に暖めたいときは、カセットガスや電気ストーブ、セラミックヒーターが良いでしょう。

安全性

安全性で選ぶなら、直接火を使わない電化製品がオススメです。しかし、電化製品は電源がある場所でしか使えません。

ストーブの場合は、倒れたら火が消えるものや過熱防止装置など安全装置がついているものもあるので、安心して使用できます。

なにより、ホットカーペットのような電化製品なら一酸化炭素中毒になる心配がありません。

使いやすさ

暖房器具を選ぶときは、使いやすさで選ぶことも大切です。

使い慣れたものや操作しやすいものなら、キャンプ初心者でも使用できます。

冬キャンプで役立つおすすめストーブ6選

ここで冬キャンプに役立つ、おすすめストーブを6つ紹介します。

  • 「アラジン 石油ストーブ ブルーフレームBF3911」
  • 「トヨトミ 石油ストーブ RS-H290」
  • 「イワタニ カセットガス ポータブルタイプ マイ暖」
  • 「ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ」
  • 「アイリスオーヤマ 電気ストーブ IEHD-800」
  • 「デロンギ(DeLonghi) カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11」

大人数で使用したいと考えている方は、テント内がしっかり暖まるストーブを選ぶようにしましょう。

石油ストーブ対流式石油のニオイが気にならない「アラジンストーブブルーフレームBF3911」

アラジン石油ストーブは、対流式なので部屋全体を素早く暖めます。

点火・消火時の嫌な臭いが発生しにくく、気になる音や風がありません。

コンパクトで持ち運びがしやすいので、キャンプでも活躍します。

 

商品名 アラジン 石油ストーブ
ブルーフレームBF3911
特徴 対流式で部屋全体が暖まる
風や音がない
燃焼中・消火・点火時にニオイが発生しない
耐震自動消火装置付き
一酸化炭素・炭化水素低減
最大適用畳数 木造:(約)7畳
コンクリート:(約)10畳
サイズ サイズ:(約)高さ55.1×横38.8×奥行40.5cm
重量:(約)8.5kg
タンク容量:(約)4.1ℓ
燃焼持続時間:(約)15時間

石油ストーブ「トヨトミ石油ストーブ RS-H2900(W)」

トヨトミ石油ストーブは、持ち運びがしやすい持ち手付き。タンクを倒してしまっても、灯油がこぼれにくい口金なので、安心して使用できます。

また耐震自動消火装置があり、地震や倒れたときでも自動で消火します。電源を使用しないので、キャンプや災害時にも重宝します。

商品名 トヨトミ石油ストーブ
RS-H2900(W)
特徴 反射式で暖かさが伝わりやすい
キャリングハンドル付き
ニオイセーブ
消火耐震自動消火装置
タンクを倒しても灯油がこぼれにくい
簡単点火
最大適用畳数 コンクリート:(約)10畳サイズ
サイズ サイズ:(約)高さ46.6×幅39.2×奥行35cm
重さ:(約)7.5kg
タンク容量:(約)3.6ℓ

持ち運びしやすい「イワタニ カセットガス ポータブルタイプ マイ暖」

カセットガスストーブは、カセットガスを使用するため、持ち運びがしやすいので便利です。

不完全燃焼装置や立ち消え安全装置などの4つの安全装置が付いているので、安心して使用できます。

不完全燃焼防止装置・立ち消え安全装置
圧力感知安全装置・転倒時消火装置
カセットガス1本で約3時間20分使用可能

商品名 イワタニ カセットガス
ポータブルタイプ マイ暖
特徴 小型屋内用ガスストーブ
電気、電池不使用
ガスの使用量15%節約モード付き
最大適用畳数 木造:(約)3畳
鉄筋:(約)4畳
サイズ (約)横31.1×高さ29.9×奥行20.8cm

燃焼加減が確認できる「ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ」

ホンマ製作所の薪ストーブは、ステンレス製で耐食性が高い製品です。

天板には、鍋ややかんを置いて調理ができるので実用的です。

商品名 ホンマ製作所
黒耐熱窓付時計型薪ストーブ
特徴 ステンレス製(脚は鋳物製)
ガラス窓が正面窓にあり炎が見られる
26cm・28cm・30cmの羽釜セットでご飯が炊ける
天板で料理可能
最大適用畳数 10~15畳
サイズ サイズ:(約)幅40cm×高さ40cm×奥行60cm
脚の長さ:(約)10cm
重量:(約)6.7kg

遠赤外線で速く暖まる「アイリスオーヤマ 電気ストーブ IEHD-800」

アイリスオーヤマの電気ストーブは、スタンドが付いているので、床が熱くなるのを防ぎます。

400Wと800Wの強弱の切り替えが付いているので、人数や場所で調節可能です。ソロキャンプや手足が冷えたときに利用できます。

 

商品名 アイリスオーヤマ 電気ストーブ IEHD-800
特徴 遠赤外線
軽量
転倒時安全装置・温度ヒューズ機能付き
定格消費電力:800W
サイズ サイズ:(約)幅40×高さ37.7×奥行15.6cm
重量:(約)2.3kg

操作しやすい「デロンギ(DeLonghi)カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11」

デロンギセラミックファンヒーターは、コンパクトで即暖性が高くなっています。

軽量で持ち運びが簡単です。また折りたためる台座があり、さまざま場所で使用可能です。

周囲温度が5℃以下になると5℃を維持するように稼働してくれる凍結防止機能付きなので、安心して使用できます。

商品名 デロンギ(DeLonghi) カプスーラ
セラミックファンヒーター HFX30C11
特徴 電源を入れてすぐに暖機が出る
即暖性が高い
弱・強のパワー切り替え可能
凍結防止機能付き
転倒時自動電源遮断装置
温度過上昇防止装置
消費電力:1150W
サイズ サイズ:(約)高さ27.5×幅195×奥行15.0cm
重さ:(約)1.4kg

ストーブ以外にも!冬キャンプに役立つ暖房グッズ

冬のキャンプに持って行きたい暖房グッズは、ストーブ以外にも役立つものがあります。例えばテント内で暖房を使うときは、空気が上に溜まってしまいます。その場合、空気を循環させるためにサーキュレーターを活用しても良いでしょう。また、カイロを使えば自分の好みの場所をピンポイントで暖められます。

ストーブとあわせて使うと、火が消えたあとも暖かく過ごせる、しっかり暖まる暖房グッズを2点紹介します。

ホットカーペット

 

冬のキャンプでは、地面から冷えが伝わってくると寒さでなかなか寝付けません。電源があるキャンプ場でしか使えませんが、ポータブル電源を使用すれば利用できるのがホットカーペットです。

ホットカーペットは、テントの中の火が消えてしまってもテントの暖かさを維持できます。何より、一酸化炭素中毒になる危険性はないので安心です。

キャンプ場の電源を使うときは、延長コードが必要な場合もあります。延長コードは、雨がかかっても漏電しないキャンプ用のものを使うようにしましょう。

また、キャンプ場の電源は使用限度がありますので、どれぐらい使えるかキャンプ場へ必ず確認してください。

電源の必要なものもあるので、キャンプ場に電源があるか、どれくらいの量を使って良いのか確認しておきましょう。

裏面は防水で安心「ロゴス(LOGOS)ヒートユニット・アンダーシュラフマット」

ロゴスのアンダーシュラフマットは、ホットカーペットのように床に敷いて寒さをしのいだり、電気毛布としてくるまったりできる便利グッズです。

USBが付いていて、スマホの充電ができるので便利です。

電源のあるキャンプ場で使用可能ですが、5V2Aが供給できるか確認してから使用するようにしましょう。

商品名 ロゴス(LOGOS) ヒートユニット・
アンダーシュラフマット
特徴 敷物・ブランケットとして使用可能
裏面は防水
事故防止安全構造
電源OFF時間の設定可能・タイマー機能
USB(5V 2A)
温度3段階調節可能
サイズ サイズ:(約)幅72×長さ118cm
重量:(約)580g

湯たんぽ

湯たんぽは、水さえあれば作れるので便利です。

熱湯を湯たんぽに注ぐタイプのものと、直火にかけられるものがあります。直火で使えるものなら、湯たんぽにお湯を注ぐ手間がありません。

しかし、火から下ろすときや湯たんぽにお湯を注ぐときはヤケドに注意が必要です。また、寝袋に入れるときは低温ヤケドをしますので、直接肌に当たらないように気を付けてください。

湯たんぽのお湯は、朝になってもぬくもりが残っているので、朝の洗顔で冷たい水を使わなくて済みます。

直火で暖められる「Maruka(マルカ)湯たんぽ 022500」

マルカの湯たんぽは、冬のキャンプの必需品と言われるほどの定番商品です。電源も燃料も使わずに暖まるので、重宝します。

直火で暖められるので、お湯を注ぐ手間がありません。火から下ろすときは軍手などを使用し、ヤケドに注意しましょう。

商品名 Maruka ( マルカ ) 湯たんぽ 022500
特徴 底が平らで安定している
支柱が入って丈夫な金属
IH・直火対応
空気調整弁付口金
サイズ サイズ:(約)幅29.5×奥行21.6×高さ7.4cm
容量:(約)2.5ℓ

やわらかい材質が心地よい「ロゴス 湯たんぽどこでもソフト湯たんぽ」

金属製の湯たんぽと違い、やわらかい肌触りが魅力です。

ロート付きなので、お湯を注ぐときにこぼれる心配がありません。かさばらないので、ソロキャンプでも重宝する湯たんぽです。

商品名 ロゴス 湯たんぽ どこでもソフト湯たんぽ
特徴 やわらかい材質(ウエットスーツの生地を使用)
お湯を注ぎやすいロート付き
湯たんぽとロートが入る収納袋付き
サイズ サイズ:(約)幅23×高さ8cm×奥行16cm
重さ:(約)160g

外なら焚き火で暖をとろう

ストーブや暖房グッズを使って暖まるのも良いですが、屋外なら焚き火が楽しめます。外で暖かいものを食べながら火を眺めると、リラックスができます。

外で料理をしたりキャンプファイヤーをしたりすることもキャンプの楽しみのひとつです。なかには、焚き火台がBBQに使えるものも販売しています。

注意点としては、焚き火自体できないキャンプ場があることです。そのため、キャンプ場にあらかじめ確認しておきましょう。

また、焚き火を地面でできないキャンプ場もあるので、焚き火台を準備しておくと良いですよ。

燃料は、薪か炭を使用します。薪だと火力が強いので、料理をしたいときは火力が強くなり過ぎないように炭を使いましょう。

テント内でストーブをつける時に注意すること

一酸化炭素中毒に注意!

テント内で、ガスストーブや石油ストーブを使用するときは、一酸化炭素中毒に注意してください。

一酸化炭素中毒を起こすと、頭痛や吐き気をもよおします。ひどくなると意識を失い、最悪命を落としてしまいます。

1時間に1~2回程度の換気を行い、テントを締め切らないようにしましょう。また、一酸化炭素は無臭なため、中毒を起こしていても気付かない場合があります。

一酸化炭素チェッカーを使えば、視覚的に濃度をチェックできます。一酸化炭素の濃度が一定数を越えるとアラームが鳴る仕組みです。

テントやタープへの引火に注意!

テント内でストーブを使用する際はテントやタープへの引火に注意してください。

テントの素材は燃えやすい化学素材で出来ていることが多いです。その為、引火した場合大規模な火災を引き起こすリスクがあります。

心配な方には煙突付きテントという製品がおすすめです。

また、煙突テント専用ガードの様な製品を使うとより安全に煙突付きテントを楽しむことが出来ます。

ストーブを使うときは火事にならないように、燃えやすいものは極力近くに置かないようにしましょう。安全に使用して楽しい時間を過ごせるようにしてください。

まとめ

この記事では、冬のキャンプで暖かく過ごせるストーブと暖房グッズを紹介しました。冬は日中と夜の寒暖差が激しく、昼間は活動して汗をかくような気候でも夜には急に冷え込むので、寒さ対策をしっかりして快適な夜を過ごしましょう。

冬のキャンプでは、石油ストーブやカセットガスストーブを持ち込んで暖かい夜を過ごせます。また、薪ストーブや焚き火などキャンプでしか味わえない方法で時間を過ごすのも良いですね。

テント内の暖かい空気を保つために、電気ストーブやホットカーペットを使えば朝までぐっすり眠れるでしょう。サーキュレーターを使って空気を循環させたり、コットを使って底冷えを防止することもおすすめです。

しかし冬のキャンプでは火を扱うことが多くなりますので、火事やヤケドに注意が必要です。また、テント内でストーブを使うときは、一酸化炭素中毒に注意してください。

冬のキャンプでも暖かくできるグッズを利用すれば、雪景色など冬にしか味わえない体験ができます。楽しいひとときを過ごしてくださいね。

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