【初心者必見】トレッキングの魅力とは?始め方や注意点を解説します

【初心者必見】トレッキングの魅力とは?始め方や注意点を解説します
はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」で過ごしています。八ヶ岳の魅力や楽しみ方、耳より情報を発信します。

「トレッキングに挑戦してみたい」「初心者でもトレッキングできる方法はあるの?」このような疑問を持つことはありませんか?

トレッキングは、登山やハイキングと違った魅力があり初めての方にも挑戦できます。自分の足で歩いて見る山の景色は、日常では味わえない感動があるでしょう。

この記事では、トレッキングの魅力や注意点をお伝えしています。トレッキング初心者が準備するべき荷物や服装についても解説しています。

初心者でも楽しめる山の選び方も紹介しているため、トレッキングを始めようと考えている方は、ぜひ、参考にしてください。

トレッキングとは

トレッキングは、登山のように頂上を目指すものではなく、山麓を歩いて自然を楽しむものです。トレッキングの魅力は、山の中を歩くことで山の空気を肌で感じたり鳥の鳴き声を聞いたりして自然を体全体で感じられることです。

トレッキングは体力的にキツいイメージがあるかもしれません。しかし、歩くことで日頃の運動不足を解消することも可能です。自然の中で過ごせるため日常のストレスからも解放できることでしょう。

選ぶ山によっては初心者には難しい山があります。水分補給や休憩をこまめに取りながら自分のペースで進めいってください。

トレッキングの楽しみ方の範囲は広く、川に沿って歩くものや雪山を歩くものなど、歩く場所や方法によって分けられています。なかには、マウンテンバイクに乗って登山道を走るものもトレッキングに分類されています。

登山やハイキングとの違い

登山とトレッキングとの違いは、登山する山の標高差500mが基準です。標高が高く、頂上を目指して歩くものを登山とされています。登山用の装備が必要となり、高い山になると相応の技術が必要になります。

対してハイキングは、山の景色や自然をゆっくり楽しむものです。山の中を歩くことを目的としていないため、自然の中を歩くことならハイキングと呼ばれるため、幅広い範囲で使われます。登山やトレッキングと比較して準備するものも最低限で良いため、誰でも気軽に始められます。

トレッキングも登山もハイキングも共通して楽しめるポイントは、山の中で自然の植物や動物を楽しめることです。豊かな自然を体全体で感じ、非日常を感じてみてはいかがでしょうか。気持ちの良い汗を流し日頃のストレスを解消してみてください。

初心者に語るトレッキングの魅力

トレッキングは、何といっても季節ごとの景色が見られることが魅力です。季節によってみられる植物や動物が異なっているため、どの季節に出かけても、違う山の表情が楽しめるでしょう。

トレッキング初心者の方には、春から夏に始めることがオススメです。さまざまな植物の花が見られたり、新緑が芽吹いた木々のパワーも感じられます。

日常生活で感じているストレスや運動不足の解消にも役立ちます。体を動かすことで気分転換になります。自分の力で目的地までたどり着き、景色を眺めていると何ともいえない達成感と感動が感じられます。

近頃は、トレッキングを趣味の一つにしている方が増えています。トレッキングサークルに参加して、新しいコミュニティを作ることも楽しみです。共通の話題を持つ仲間とのトレッキングは、連帯感や絆も生まれやすいですよ。

初心者がトレッキングを始めるには

「トレッキングを初めてみたいけど、どうやって始めたらいいのかな?」という疑問が出てきた方もいるかもしれません。

トレッキングに参加している友達や知人がいれば、話を聞いてみると良いでしょう。初めのうちは、山に詳しい人に連れて行ってもらって、トレッキングを始めるルールや知識を教えてもらうことも大切です。

まわりにトレッキングをしている知人や友人がいない方は、サークルに参加してみてはいかがでしょうか。近頃は、トレッキングや登山を趣味にする方が増加しており、初めての方でも受け入れてもらえます。

トレッキングツアーに参加する方法もあります。ガイドが付いているため、山の情報やトレッキングの仕方など詳しく解説してもらえるところがメリットです。一人でも友人同士でも、気軽に始められますね。

初心者のトレッキングに必要な持ち物

トレッキングを始めるには、最低限そろえておきたい持ち物があります。ここでは、基本的なものを3つ紹介しています。

  • ザック
  • 登山靴
  • レインコート

ザックとは、登山用のリュックサックのことです。自宅にあるものを活用する方法もありますが、今から揃えようと考えている方は、アウトドア専門店で購入することがオススメです。

アウトドア専門店なら、トレッキングの最中でも快適に過ごせる工夫がされています。実際に手に取って試着ができるものはすませておきましょう。

トレッキング専門の商品は一般的なものよりも料金が高めに設定されています。専門店ですべてそろえると費用が高くなってしまうため注意してください。

ザック

ザックは、登山用のリュックサックのことです。日帰りで30リットルほど入るものを選ぶと良いでしょう。

トレッキングは荷物が多く約10㎏になることもあるため、体にフィットしているものを選びます。ウエストベルトが付いているものは、より体にフィットするため歩きやすくなります。

体にフィットしやすい「ザノースフェイス リュック/バックパック OURANOS 35 ウラノス35 NM62101 L」

ザノースフェイスのザック(リュック)は、肩と腰部にベルトが付いているため、体にフィットしやすいため、登山やアウトドアでも疲れにくなっています。

内部や外側にもポケットが付いており、小物も分けて収納することが可能です。

自立しやすく、機能性が高いデザイン。男女問わず選びやすくなっています。

商品名 ザノースフェイス リュック/バックパック
OURANOS 35 ウラノス35 NM62101 L
サイズ・
重さ
サイズ:約68㎝×約23㎝×約18㎝
重さ:約1355g
素材 ナイロン
特徴
  • 容量:40.5ℓ
  • 調節容易な背面長
  • 取り外し可能な可動式の雨ふた
  • メッシュポケット付きのショルダーハーネス付き
  • ヒップハーネス付き

登山靴

トレッキングで履く靴は、登山靴がオススメです。靴底が固くくるぶしまである靴なら、足首を守ってくれるでしょう。トレッキングで歩く道は、舗装された山道ばかりではありません。

整備されていない道でも安定している、軽くてクッション性が高いものなら足の負担も少ないでしょう。靴が水にぬれると重量感が出るため、防水性の高い靴を選ぶことがオススメです。

購入時はなるべく試着し、たいらな場所だけでなく段差のあるところで少し歩き回ってみてください。また、つま先から靴ひもがあれば、自分の足にフィットできるように調節可能です。

軽量で防水透湿性に優れている「コロンビア セイバー ファイブ ミッド アウトドライ」

コロンビアの登山靴は、軽くて体にフィットしやすいところが特徴です。

防水防湿性に優れているため、雨が降った後に歩いても水が浸入しにくく蒸れにくい素材。常にシューズ内を快適にしてくれるでしょう。

商品名 コロンビア セイバー ファイブ ミッド アウトドライ
メンズ/レディース
サイズ メンズ:25.0㎝~29.0㎝
レディース:22.5㎝~26.0㎝
重さ 重さ:約400g
特徴
  • 耐久性
  • 濡れた道や泥道にも高パフォーマンス

レインコート

山の天気は変わりやすくレインコートは必須です。レインコートがあれば防水性が高くアウターの代わりとして使用できます。

レインコートを選ぶときは、防水性・防風性が高く持ち運びが楽なように、軽くてかさばらないものがオススメです。

次の項目からは、トレッキングにあれば便利なものを紹介しています。

高い防水透湿性ジャケット「 ミレー (Millet) ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット TYPHON MIV01479 / 防水透湿 レインウェア

ミレーはフランスメーカーで、ヒマラヤ登山隊の装備を初めて提供しました。

肌触りが良くストレッチ性が高いため、快適な着心地です。

防水機能が高い上に豊富なカラーバリエーションとおしゃれなデザイン。レインコートとしてもジャケットとしても活躍する一品です。

商品名 ミレー (Millet) ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
TYPHON MIV01479 / 防水透湿 レインウェア
素材 ナイロン/ポリエステル
サイズ XS~XL
特徴
  • カラー5色
  • 高耐水性・高透湿性
  • 袖ベルクロアジャスターで調節できる

トレッキングにあれば便利なもの

トレッキングにあれば便利なものを3つ紹介しています。

  • トレッキングポール
  • 手袋
  • 帽子

より快適にトレッキングが楽しめるため、トレッキングに慣れたころに準備を始めても良いかもしれません。

トレッキングポール

トレッキングポールは、足の負担を軽減させるトレッキング用のつえのことです。石の多い場所や雪道を歩く際のバランス保持にも役立ち、長時間の歩行の補助をします。

トレッキングポールには、カーボン製とアルミ製があり、カーボン製は軽くアルミ製は頑丈であることが特徴です。初心者の方には、アルミ製のトレッキングポールがオススメです。

トレッキングポールを使用して歩くときは、山道や山の植物を傷つけないためにラバーキャップを必ずつけるようにしましょう。また、万が一周囲の人に当たってケガをさせる危険性もあります。

ただし、雪道やぬれた岩場など滑りやすい場所では、トレッキングポールのラバーキャップを外して使い、身の安全を確保してください。

初心者にオススメ「シナノ(SINANO) 登山 トレッキングポール」

シナノのトレッキングポールの材質は、アルミニウムを使用しており軽くて丈夫です。

耐久性が高く、初心者や女性でも楽に使えます。

長さの調節が簡単にできるため、持ち運びするときや長時間使用するときに便利です。

使用者の身長や山の登りと下りで長さを変えてみると、疲れが軽減するでしょう。

商品名 シナノ(SINANO) 登山 トレッキングポール
初心者おすすめモデル ロングトレイル 125
サイズ・重量 サイズ:約100㎝~約125㎝
重量:約255g(1本)
素材 アルミニウム
特徴 長さ調節を簡単にできる

軽くて丈夫

手袋


画像引用元:Amazon
手袋は、ケガや紫外線からの予防に役立ちます。冬場にトレッキングをするときは、手から体温が奪われないようにすることにも役立ちます。

手袋の素材は通気性・通質性の良いもので岩場などにつかまっても滑りにくいものが良いでしょう。「自宅に軍手ならあるけど?」と考えるかもしれません。しかし、軍手はぬれたときに体温が奪われる原因になるため、なるべく専用のものを準備するようにしてください。

スマホの操作ができる「ザノースフェイス」 グローブ シンプルトレッカーズグローブ

ザノースフェイスの手袋は、手のひら部分に合成皮革を使用しているため、トレッキングポールを握ることや岩や藪に対応しやすくなっています。

ストレッチ性が高くメッシュ素材。手首のベルトを使用すれば、フィットしやすくなります。

登山中でもスマホを使用する機会もあるでしょう。ザノースフェイスの手袋は、スマホに対応しているため操作時の煩わしさを軽減できます。

商品名 [ザノースフェイス] グローブ
シンプルトレッカーズグローブ ユニセックス
サイズ XS~L
SIZE:XS 全長約19cm/手首周り約16cm
SIZE:S 全長約21cm/手首周り約16cm
SIZE:M 全長約21cm/手首周り約17cm
SIZE:L 全長約22cm/手首周り約19cm
素材 ポリエステル95%
ポリウレタン5%
合成皮革
特徴
  • 手のひらは合成皮革を使用し握りやすい
  • タッチパネル対応
  • 手首までフィットしやすい

 

帽子


画像引用元:楽天市場

帽子は、日焼け防止に便利です。トレッキングをするときは、標高の高い場所を歩く場合もあります。標高が上がるごとに20%~30%紫外線が増えると言われています。帽子を着用し日焼け止めクリームで予防することがオススメです。

防水・はっ水加工がしているもので、汗をかいても蒸れないように通気性・透湿性のあるものを選んでください。

日よけ付き「ミレー 登山用ハット LONG DISTANCE HAT SAPHIR EU U 」

ミレーの登山用ハットは、あご紐が付いているため風が吹いても飛ばされにくいです。

また、大きめの日よけが付いているため、首の後ろまで日差しをガードできます。

商品名 ミレー登山用ハット LONG DISTANCE HAT SAPHIR EU U
サイズ フリーサイズ
つば約7㎝:高さ約9㎝/内回り約56㎝
素材 ナイロン/ポリエステル

トレッキングに適した服装

トレッキングをするときには、気温の変化に対応するために重ね着をすることが基本です。トレッキング中は、標高の差で気温の変化しやすく、汗をかいて放置すると体温が奪われる原因になります。

衣類は着脱しやすいものを選び、素材は通気性が良く保温性がありポリエステルやアクリルがオススメです。インナーは汗を吸収しやすく乾きやすいもの、メッシュ素材やメリノウールを選びます。

インナーの上に着る衣類は、ミドルレイヤ―と呼ばれています。ミドルレイヤ―の衣類は保温性があり汗をかいても乾きやすいものがオススメです。

アウターやズボンははっ水性・防風性が高く汗をかいても蒸れない透湿性があるものを準備してください。素材はナイロンが良いでしょう。トレッキングタイツを活用すればサポート力があり歩行が楽になります。

コットン100%は、吸水性は優れていますが、乾きにくい素材です。乾きにくいため体温調節が難しく重みがでますので、トレッキングの際の着用は避けた方が良いでしょう。

トレッキング初心者が歩きやすい山の選び方

「初めてトレッキングに挑戦するけど、どんな山を選べばいい?」と疑問を持った方もいるかもしれません。トレッキング初心者は以下の3つの条件から選んでみてください。

  • 標高
  • 距離
  • 傾斜が少ない

トレッキングの中でも挑戦しやすい初心者向けものから中級者・上級者向けの山があります。難易度の低いものから順番にチャレンジしましょう。

登山道が整備されているトレッキングコースは、初心者の方にオススメです。

標高

トレッキング初心者の方は標高500m以下の山を選びましょう。標高を調べる際は、地図やトレッキング専門誌・ガイドブックで確認することが可能です。

距離

トレッキング初心者は、登り始めてから3~4時間で下山できる場所がオススメです。距離は約10㎞以下の山が目安です。

トレッキングの際の荷物は重く、約10㎏のザックを背負って歩きます。トレッキングに慣れていないと倍の時間がかかるかもしれません。トレッキングをする際は、十分な時間設定をするようにしてくださいね。

傾斜が少ない

山の傾斜が急だと、その分の歩くことが大変になります。初心者には疲れやすいコースになるため、なるべく緩い傾斜の山を選びましょう。トレッキングに慣れていないと滑落や転落など事故の原因になる可能性が高まります。

トレッキングする際の注意点

トレッキングをする際には、下記の2点に注意してください。

  • 万が一に備える
  • 天気の確認

トレッキングの際は、道に迷ったり体調を崩したりすることがあり、下山が遅くなることもあります。また、転落などでケガをすることも考えられます。

次から詳しく解説します。

万が一に備えて

トレッキングをする際は、万が一に備えた荷物を準備しておくことも大切です。たとえば、トレッキング中は汗をかくため、脱水しないように十分な水分が必要です。

また、道に迷わないように地図やコンパス・歩きながら食べられる食事やチョコレートなど高カロリーのおやつを準備しておきましょう。

初心者の方は、休憩などをこまめに挟み体調をみながらトレッキングを楽しむようにしてください。トレッキング開始を早めに設定し余裕もった行動が必要です。また、下山が遅くなることも考えて、暗くなったときのためにヘッドランプを用意しておくと安心です。

天気の確認

トレッキングに参加する前は、天気を確認しておきましょう。山の天気は変わりやすくなっています。トレッキング初心者は、天気が悪い日の参加は控えた方が安心です。

まとめ

この記事では、トレッキング初心者に向けてトレッキングの魅力とトレッキングに適した服装や持ち物の解説しています。

トレッキング初心者は、標高500m以下で傾斜の少ない山を選ぶようにしてください。初めてトレッキングに挑戦する方は、サークルやツアーの参加がオススメです。

山梨県の八ヶ岳には、ハイキングやトレッキングに適したコースがあります。四季折々のその季節にしか見られない野鳥や植物が見られるでしょう。

さまざまなコースがあるため、トレッキングに慣れた方は登山を楽しむ方法もあります。ぜひ、トレッキングに挑戦し、八ヶ岳にも挑戦してみてください。

 

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