八ヶ岳で虫取りができる、おすすめの場所を【9選】ご紹介！

ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」で過ごしています。八ヶ岳の魅力や楽しみ方、耳より情報を発信します。

そのなかでも子供がいるファミリーに、とくにおすすめなのが「虫取り」です。ペットショップでは、虫の販売なども行っていますが、実際に野生の虫を自分で探して発見するのと、購入するのでは心に残る思い出が全く違います。

小さなときの体験は、大人になってからの性格や、仕事にも大きく影響してくるので、子供が小さなうちに、できるだけ自然に触れさせおくことは、とても大事ですよね。

そこで今回は八ヶ岳にある昆虫に関連した施設や実際に虫取りが出来るスポットを紹介します。また虫取りの際のトラップの仕掛け方や注意点も解説していくので最後までご覧ください！

今回紹介するスポットをマッピングしました！

番号を押すとそのスポットの詳細を見ることが出来ます。

虫について学ぼう！昆虫関連の施設3選！

虫取りも楽しいですが、虫についてより深く知ることも同じくらい大事で楽しいですよね。

そこで、ここでは八ヶ岳にある昆虫に関係した施設を3つご紹介します！

①様々な虫と触れ合える「オオムラサキセンター」

画像引用元：line travel

オオムラサキセンターは、本館・森林科学館・生態観察施設「びばりうむ 長坂」の3つの施設から成り、施設の周囲に約6haのオオムラサキ自然公園が広がっています。

自然の地形を生かした広大な公園には、里山体験林や自然観察林があります。

園内には遊歩道が整備されているので、気軽に散歩を楽しむことができます。展望台や遊具スペース、メダカ観察池、水生植物沼、炭焼き釜、とんぼ湿性植物観察沼、吊り橋などがあり、様々な楽しみ方が出来ます。

画像引用元：exblog

通常は虫取りは禁止されているのですが、期間限定（6月1日～10月31日）で虫取り体験をすることができます。虫取り体験には申し込みが必要で、バッチと認定書がもらえます。注意点としては、雨天時は中止で、虫は持ち帰りができません。

画像引用元：オオムラサキセンター

指定の虫網と虫かごをレンタルできるので、手ぶらでの参加が可能です。虫取り体験には2通りの楽しみ方があります。1つめの「体験コース」では、虫取り体験のみとなっていて、参加料は入館料のみです。2つめの「マスターコース」では、ワークシートを元に虫取り体験をし、クリアすると認定書とバッチがもらえます。

参加費は入館料と別に300円となっています。子供たちにとても人気のイベントとなっています。

また、棚田には季節ごとに菜の花やレンゲ・ソバ等が栽培されていて、種まきや収穫の体験プログラムもあります。

②世界屈指のコレクション！「小淵沢昆虫美術館」

画像引用元：porta
小淵沢昆虫美術館は入園無料の公園「フィオーレ小淵沢」に併設された美術館で、アマゾン地方に棲息するメネラウスモルフォチョウなど昆虫好きの方も唸るほどのコレクションが展示されています。

画像引用元：林間マダム

展示されている昆虫は、日本だけでなく海外産の割合が高いことが特徴的です。これは世界的に有名な昆虫コレクターの館長・塚田悦造さん自身が30年かけて収集したコレクションでその数は10000ケースにまでのぼります。その10000ケースのコレクションの中から蝶を中心に600～700ケースが常設展示されています。

画像引用元：king-blog-slime
また蝶以外にも生きたカブトムシやクワガタも展示されています。

画像引用元：4travel

壁一面に展示されたメネラウスモルフォチョウは圧巻です。

またメネラウスモルフォチョウやヘラクレスオオカブトなど一部の標本は実際に購入することも可能です。上記のメネラウスモルフォチョウは5000円ほどで販売されています。昆虫マニアの方にとってはたまらないですよね。

八ヶ岳に訪れた際は昆虫好きな人も、そうでない人も満足できる小淵沢昆虫美術館に行ってみてはいかがでしょうか。

③アクティビティ充実！「原村八ヶ岳自然文化園」

画像引用元：ハチ旅

原村八ヶ岳自然文化園は標高1300m、信州原村の八ヶ岳中央高原に位置している、「八ヶ岳の自然とふれあい」をテーマにしたレジャー施設です。

園内にはパターゴルフ場、マレットゴルフ場、ストライダーパークといったスポーツ施設や、プラネタリウムや多目的ホール（セミナーハウス）のある自然観察科学館などの施設があります。

画像引用元：原村八ヶ岳自然文化園公式サイト

自然観察科学館では、長野県をはじめとする日本の蝶や世界の蝶の標本1569点、カブトムシ等の昆虫やクモの標本260点に加え、珍しい蜂の巣が展示されています。

また期間限定（春～秋）でヘラクレスオオカブトムシ等に直接触れることができる「生きた世界のカブトムシ・クワガタムシ展」などのイベントが開催されていて子供たちからとても人気があります。

画像引用元：原村八ヶ岳自然文化園公式サイト

さらに昆虫以外にもNASA（アメリカ航空宇宙局）がアポロ計画で月から地球への帰還用に使用した宇宙船の訓練実機が常設展示されており、実際に乗り込んで宇宙飛行士気分を味わう体験もできます。

お子さん連れで八ヶ岳を観光する際には、自然と触れ合ったり、様々な体験の出来る原村八ヶ岳自然文化園にぜひ行ってみて下さい！

また子供連れにおすすめの観光スポットはこちらの記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

子供連れにおすすめ！八ヶ岳周辺の観光スポット10選！

2020-09-29

八ヶ岳で虫取りが出来るスポット9選！

ここではいよいよ八ヶ岳周辺の虫取りスポットについて紹介していきます！

ちなみに八ヶ岳にはカブトムシ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、オニヤンマ、オオムラサキなどの昆虫が多く生存していますよ。

それぞれ、虫取り以外にも楽しめる要素が盛りだくさんの場所なので気になったスポットがあった方はぜひ実際に訪れてみて下さいね。

①クワガタやカブトムシが取れるかも？「篠沢大滝キャンプ場」

画像引用元：篠沢大滝キャンプ場

山と清流と森を味わえるキャンプ場です。四季によって表情を変える森に囲まれているので、虫取りには最適の場所です。

オートキャンプ第1サイトには、たくさんの木が生えているので、夜のうちから罠を仕掛けておくと虫が寄ってきます。

画像引用元：hinata

オートキャンプ第2サイトは、ドッグランがあるので、ワンちゃん連れのファミリーにおすすめです。

画像引用元：篠沢大滝キャンプ場
また、テントサイト以外にバンガローもあり、大人数で宿泊することもできます。仲の良い友達と一緒にする虫取りは楽しそうですね。お風呂やトイレも、とてもきれいなのでキャンプ初心者という方でも安心です。

画像引用元：porta

キャンプ場の上流には迫力のある砂防ダムがあり、下流には砂地があるので、虫取り以外にも水遊びも楽しめます。夜には満天の星空を味わうこともできます。

②深山の渓谷でアウトドア体験「乙女の森バンガロー村」

画像引用元：hinata

秘境古谷渓谷の一角にあります。11棟が点在していて、周囲はカラ松が植えられています。セミはもちろん、カブトムシやクワガタもきっと見つかるはず。

画像引用元：jalan

バンガローはガス・電気・水道はもちろん、冷蔵庫や炊飯器・鍋といった生活に必要なものは全てそろっています。ちなみに、食器は付いていないので、持参する必要があります。とても静かな場所なので、家族でのんびり過ごすことができます。

③自然体験プログラム充実「八ヶ岳自然ふれあいセンター」

画像引用元：ほくとなび
八ヶ岳自然ふれあいセンターは「森の入口」ともいわれています。標高1,400mの清里高原や、八ヶ岳エリアの自然や文化について、楽しく遊びながら学べる展示がたくさんあります。

画像引用元：八ヶ岳自然ふれあいセンター

また、季節展示のほかに、自然体験プログラムや自然歩道情報・クイズラリーなどのプログラムも充実しています。自然解説員と一緒に森歩きをすることも可能。色んな虫を見つけることができると思います。

実際に触って楽しめる展示がたくさんあるので、虫取り初心者にもおすすめの場所です。

④自然豊かなキャンプ場「八ヶ岳オートキャンプ場」

画像引用元：富士の国やまなし

八ヶ岳高原の標高1,000mに位置し、自然豊かな森林の中でゆったりと過ごせるキャンプ場です。星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」から徒歩10分のところにあります。夏でも涼しく、快適に過ごすことが可能です。

施設内には自然が広がり、虫はもちろん、野鳥の観察も楽しむことができます。

テントサイトのほかにコテージもあり、カーペットや畳・電気・コンセントが完備してあります。バーベキュースペースも完備してあるので、キャンプ初心者でも利用しやすくなっています。

虫取りと同時にアウトドアも楽しみたいという方におすすめです。

⑤八ヶ岳を一望できる「南アルプス三景園オートキャンプ場」

画像引用元：三景園
南アルプスの山々を望む絶景のサイトで、林間ならではの落ち着いた雰囲気のキャンプ場です。三景園は、『鳳凰三山』『甲斐駒ヶ岳』『八ヶ岳』の3つの代表的な山の景色が見え、『山』『川』『森』の3つの景色が楽しめるということから命名されました。自然の中で、思う存分虫取りを楽しむことができます。

画像引用元：campismfield

木々に囲まれたキャンプサイトは、プライベート感があり、安心してキャンプを楽しめます。川も近いので水遊びをして楽しむこともできます。

テントサイトの他に、トレーラーハウスやバンガローもあるので、さまざまなスタイルで利用することが可能。また、キャンプ以外にデイキャンプでの利用もできるので、虫取りにぴったりです。

画像引用元：富士の国やまなし

バードウォッチングや星の観察もでき、近くには「むかわの湯」という温泉があるので、疲れた体を癒すこともできます。

⑥川沿いで蛍も見られる「南清里レジャーセンター」

画像引用元：富士の国やまなし

清流の川沿いに広がるキャンプ場です。キャンプやバーベキューはもちろん、釣りを楽しむことができます。とてもきれいな川なので、6月には蛍を観察することもできます。カブトムシも多く生息しているので、虫取りにも最適です。ちなみにカブトムシは、7月以降によく見られています。

画像引用元：nap

テントサイトは芝生なので、とても快適に過ごすことができます。また、テントサイト以外に、バンガローも完備してあるので、キャンプ初心者や大人数でも利用することができます。場内には、管理棟・炊事場・水洗トイレ・温水シャワー・洗濯機・自動販売機など施設も充実しています。

⑦施設が充実「八ヶ岳美しの森ロッジ」

画像引用元：美しの森ロッジ
標高1,500mの高原で、清里駅から車で5分のところにある、とてもアクセスしやすいキャンプ場です。

画像引用元：yamahack

標高が高く、夏の昼間の平均気温は27～28度と快適に涼しく過ごすことができます。自然に囲まれており、虫取りには最高のポイントです。虫以外にも、野生のシカやタヌキ・キツネなどに出会えます。

画像引用元：美しの森ロッジ
また、日本一高い場所にある図書館「森の図書館」には約620冊の本があり、月に1度読み聞かせや人形劇も行われています。子供たちが遊ぶおもちゃも用意してあります。

画像引用元：yamahack

場内の水は、ミネラルたっぷりの赤岳湧水を使用しているのもポイント。湧水を沸かしたお風呂は、疲れた体を癒してくれます。

キャビンは全32棟あり、全ての部屋に毛布・布団・枕・電源を完備しています。食堂などもあるので、手ぶらでも安心して利用可能。登山やトレッキング・サイクリングなどが趣味の方にもおすすめのキャンプ場です。

⑧アスレチックやレンタサイクルもある「ウッドペッカーキャンプ場」

画像引用元：lantern

1985年にオープンした老舗のキャンプ場です。中央道須玉ICから車で20分のところにあります。家族中心のキャンプ場なので、場内はとても清潔に保たれており、シュラフ、ツーバーナーコンロ、コッフェルフライパンセット、テーブルセットなどレンタル品もとても充実しているので、キャンプデビューにはピッタリです。

場内には日本の固有種でもあるカラマツが60％、あとの40％がヒノキ・アカマツ・くりの木で囲まれています。自然豊かでキャンプやバーベキューを楽しむことができます。

画像引用元：naturum

また周辺の草花・野鳥・虫取りをしながら森林浴もできます。インストラクタ―が親切にガイドしてくれるサービスもあります。

画像引用元：shopcard

手作りのアスレチック遊具などもあるので、子供たちは大満足。ペットも利用可能なので、ペット連れのファミリーにもおすすめです。

⑨子供に優しい「オートリゾートパーク・ビッグランド」

画像引用元：campismfield
都心から約２時間で行くことができ、新緑に溢れる雑木林に囲まれたキャンプ場です。

画像引用元：iko-yo

近くには透明度抜群の「大武川」が流れているので、水遊びを楽しめます。ゴムボートで遊んだり、渓流釣りをすることもできます。

画像引用元：iko-yo

日陰の多い林間では虫取りをすることができ、疲れたらハンモックで昼寝をすることも可能。レンタルMTB（マウンテンバイク）で周辺の散策も楽しめます。

場内には貸し切りのお風呂が2か所あり、ジャグジープールがあるのも嬉しいポイントです。また、近くでブドウ狩りやサクランボ狩りを楽しむこともできます。

たくさん虫を捕まえよう！トラップの仕掛け方は？

ここでは闇雲に探し回るよりも効率的に昆虫を捕まえる方法について紹介します！

その方法とはバナナを使った「バナナトラップ」です。

初めにバナナトラップの作り方、設置方法について説明します。

必要な材料はバナナと焼酎と入れ物となるペットボトルのみです。

バナナトラップのポイントは、「バナナを発酵させた臭い」でカブトムシを誘うことです。

「バナナを潰してしばらく放置しておく」だけでもバナナを発酵させることはできるので、焼酎が無くても大丈夫です。

また焼酎もバナナの発酵を促す為に入れるものなので、無い場合は日本酒やワインなど他のお酒でも代用可能です。

材料を揃えた後、切ったバナナと焼酎をジップロックの袋に入れ、混ぜて太陽のあたる場所にしばらく放置します。

バナナが黒ずみ、発酵するのをしばらく待ちます。

その間にトラップとなる入れ物を作りましょう。

入れ物としてよく使用されるのは「ペットボトル」や「排水溝ネット」「プラスチックケース」などですが、今回はどのご家庭にもあるペットボトルでの方法を説明します。

画像引用元：トレンド生活21

ペットボトルをカッターなどで「上から1/3くらいの位置」と「飲み口」の部分を切断します。

次に、切った上の部分をひっくり返し、下の部分にはめ込みます。入れ物はこれだけで完成です。簡単ですよね。

画像引用元：はれうさぎの耳寄り情報ブログ

あとはその入れ物となる容器にセロテープなどで紐をくっつけて、木に巻き付ければトラップ完成です。

バナナトラップを仕掛ける場所は、カブトムシが好む「クヌギ」や「コナラ」「ミズナラ」などの木がおすすめです。

またトラップを設置する時間ですが、明るい時間に設置してしまうと、スズメバチが寄ってくることもあるので出来る限りバナナトラップは「日が落ちる直前」に設置し、「日が昇る頃」には回収するようにしましょう。

虫取りに行く時に注意すること3つ

はじめに、虫取りに行く際に注意するべきポイントを3つご紹介します。虫取りを楽しく行うために必要なことばかりなので、ぜひご覧ください。

①「蚊」の対策をしておく

虫が多い草や木々が生い茂っている場所には、たくさん「蚊」も存在します。そのため、虫取りに行く際には”虫よけスプレー”や”蚊取り線香”は必須です。

蚊は足元に寄ってくるので、虫よけスプレーは「ひざ下」を重点的に散布しましょう。さらに、服の上からも刺してくるので、服にもしっかりスプレーをかけておきましょう。

②「熱中症」の対策をしておく

ついつい虫取りに夢中になってしまうと、水分補給を忘れがちになってしまいます。夏は気温が高く、日差しも強いので、体から水分や塩分がどんどん失われていき、熱中症になる危険性があります。

熱中症にならないためにも、こまめに水分を補給して、塩飴を舐めるなどの対策をしましょう。もちろん子供だけではなく、大人も注意が必要です。

③「虫取りに適切な恰好」をしていく

夏の時期には「半袖半ズボン」で過ごすことが多いと思いますが、虫取りの際には、「長袖長ズボン」が基本的なスタイルです。

雑木林や山には、スズメバチやマダニ・ムカデなどの、危険な虫も存在しています。できるだけ肌の露出が少ないものを選びましょう。また、蚊や蜂などは黒い服によって来る傾向にあるので、黒っぽい服は避けた方が安全です。

足元は、スニーカーよりも長靴やハイカットのブーツだと安心です。手のケガを防止するために、ゴム手袋も準備しておきましょう。

まとめ

今回は八ヶ岳にある、虫取りができる場所をご紹介しました。八ヶ岳は自然が豊かにあり、虫取りには絶好のポイントです。まだ、虫取りをしたことが無いというお子さんは、ぜひチャレンジしてみてください。