「子どものころから憧れていたハンモックを購入したい!」「ハンモックに寝転んで風に揺られながら本を読んでみたい!」と想像したことはありませんか?
しかし、現実問題ハンモックの選び方や種類、設置方法が分からず、どの商品を購入して良いのか分からない方も多いかと思います。
そこでこの記事ではハンモックの選び方やハンモックの種類、設置方法別の5種類について紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、理想のハンモックライフに近づけます。ぜひ参考にしてみてください!
アウトドアで使えるハンモックを選ぶときのポイント
アウトドアアクティビティーをする際に欲しいハンモック。ハンモックは通気性に優れた素材のハンモックや耐久性に優れたもの、1人用のハンモックから大人数用のものまでたくさんあります。
さらにスタンドに引っ掛けて使用するタイプのハンモックや木に結びつけて使うタイプのハンモックなどさまざまです。
そのため、最適なハンモックを選ぶのは案外難しいです。そこで、ここからはおすすめのハンモックの選び方についてご紹介いたします。
素材でハンモックを選ぶ
ハンモックには通気性の良いネットタイプ、強度と耐久性に優れたクロスタイプ、柔らかな触り心地のコットンタイプなどさまざまな素材の種類があります。
素材は質だけでなく耐重荷や持ち運びやすさも異なります。アウトドアに向いているのは通気性の良いネットタイプですが、大人数で利用したい場合やカラーバリエーションを重視したい場合にはクロスタイプがおすすめです。下記では更に詳しく、ハンモックの素材をご紹介していきます。
ネットタイプ
ネットタイプ(紐タイプ)のハンモックは細くて丈夫な紐を使って作られているため、通気性がよく夏に最適なハンモックです。ロケーション的には庭やキャンプ先がおすすめ。
また、通気性が良いので、外で風を感じながらハンモックに揺られたい人におすすめです。
体にフィットする感覚が抜群なためゆっくりくつろげます。そして、ネット式ハンモックは紐でできているため、雨が降ってもすぐに乾くので効率性も良いです。
クロスタイプ
クロスタイプ(布タイプ)は、強度があり耐久性に優れているハンモックです。大人数向けのハンモックによく使用されてる素材になります。
安定感があるため、ハンモックに慣れていない方でもバランスを簡単に保てます。また、クロスタイプのハンモックは大きさ、カラー、サイズなどバリエーションが豊富です。そのため自分の好みに合ったサイズとデザインを探したい方にはクロスタイプがおすすめ。
デメリットとしては、種類によって乾きにくく、カビ対策のために湿度の低い場所での保管が必要になることです。
コットンタイプ
柔らかな肌触りが魅力的なコットンタイプ。通気性や吸水性も優れているため熱がこもらず、快適に過ごせます。ふんわりとした柔らかい素材なので室内向けです。
そしてインテリアに馴染みやすく、家の中でゆったりと過ごしたい人におすすめです。ソファーとして利用するのにも最適。
しかし、コットンタイプは雨に弱いためアウトドア向けではありません。濡れてしまった場合、洗濯や乾燥に時間がかかります。
サイズでハンモックを選ぶ
ハンモックは一般的にシングルサイズ(1人用)、ダブルサイズ(1〜2人用)、ファミリーサイズ(1〜3人用)があります。
しかし、ハンモックをいざ購入しようとしても、なかなかサイズのイメージが湧かずにハンモック選びに難しさを感じる人も多いかと思います。そこでハンモックの主な3つの種類のサイズについてご紹介していきます。
シングルサイズ
シングルサイズは幅約140〜150cmのサイズのハンモック。アパートのベランダやバルコニー、小さなお部屋にも取り付け可能です。
しかし、幅が狭く安定しないため初心者には難しいかもしれません。最低でも取り付けるためには高さ270cmほどの空間が必要です。
ダブルサイズ
幅約160〜170cmサイズのハンモック。2人用のダブルサイズハンモックですが、ひとりで使ってもゆったり使用できおすすめです。
ハンモックとして使用できるのはもちろん、2〜3人で座るソファのような使い方にも最適。最低でも取り付けるためには高さ270cmほどの空間が必要です。
ファミリーサイズ
ファミリーサイズは幅約180cm以上のハンモック。ふたりで利用しても狭さを感じない大きめなサイズです。お子様とハンモックを楽しみたい方にはおすすめ。
取り付けるためには最低でも高さ360cmほどの空間が必要です。広い設置場所が必要なため室内に設置するのは難しいかもしれませんがが、アウトドアで使用するのには最適。
ハンモックの種類
ハンモックは主に5つの種類があります。使用環境により、選択する種類が変わってくるので、使用環境を考えながら選定してみてください。
- 自立型ハンモック
- 非自立型ハンモック
- チェア型ハンモック
- 3wayハンモック
- 折りたたみ式ハンモック
家の中で使うのにおすすめな自立型ハンモック
スタンドに引っ掛けて使用するタイプの自立型ハンモック。上から吊り下げたり、結びつけたりする必要がないため、平らな場所であればどこでも使用可能です。
また、スタンドからハンモックを取り外すことにより、木や柱に結びつけられる非自立型ハンモックとしても利用できます。
素材はコットン生地が使用されている場合が多く、室内向けな場合が多いです。速乾性があるような素材の場合、ビーチでくつろぎたい方にも最適です。
アウトドアにおすすめな非自立型ハンモック
木や柱に結びつけて使用する伝統的なタイプの非自立型ハンモック。付属品が必要ないため、コンパクトで軽量で持ち運びに優れています。
そのため荷物を減らしたいアウトドアにはぴったりです。
結びつける木か柱が必要なため使用場所は限られますが、木が多いキャンプ場やグランピング施設には最適です。またハンモックにに蚊帳がついている商品も多く、キャンプをするにぴったりです。
小さなスペースでも使えるチェア型ハンモック
小さなスペースでも使えるチェア型ハンモック。チェア型ハンモックは吊り下げ式の物が多く、ひとり暮らしの小さな部屋でも場所に余裕を持って設置できます。
チェア型のため自宅の室内や庭で読書やパソコンの作業などをする際にも最適です。またすっぽり体が入るので包み込まれる安心感がありリラックスしながら活動できます。
チェア型ハンモックには自立型と非自立型があり、自立型の場合は天井を傷つけることなく利用でき、賃貸でも安心して利用可能です。
ハンガーラックにもなる3wayハンモック
ハンモックとして利用するのはもちろん、チェアやハンガーラックとしても利用可能な3wayハンモック。
「ハンモックを置いてみたいけど毎日は使わない……」という方にもぴったりです。普段はハンガーラックとして洋服をかけておき、ゆったりしたいときはハンモックとして利用することで、保管場所の心配なく楽しめます。
また、おしゃれなデザインのものが多いのでインテリアとしても楽しめます。軽量な物が多かったり、形を変えたり、持ち運びにも良かったりするためアウトドアにも打って付けです。
持ち運びに便利な折りたたみ式ハンモック
ハンモックを持ち運びたい方におすすめなのが折りたたみ式ハンモック。
折りたたみ式ハンモックは、場所を選ばずどこでも利用可能な自立式ハンモックです。軽量な物が多く、持ち運び可能なサイズになるためキャンプやピクニックにも打って付けです。
自立型ハンモック
スタンドを使って自立するタイプのハンモック。木や天井に吊るさなくとも、スタンドがあればどこでも楽しむことができるため場所を選ばすに使用できます。
アウトドアではもちろん、室内でも快適にハンモックを楽しめます。また自立型ハンモックは部屋に馴染むようなデザイン性に優れたものも多いため、インテリアとしても利用可能です。
BTM自立型ハンモック
イエロー、ブラック、ブルー、ホワイトの4色。室内用の保護キャップもついているため夏は屋外で冬は室内で使用可能。ハンモックの伝統的な手編み方法で、柔らかな乗り心地が楽しめます。
また丈夫な作りで長く利用できるのも特徴です。ネットの横幅を調節できるので横幅を変えて安定感を出すのもおすすめ。サイズは大きめで、40cm×140cmで耐荷量は100kgです。
LifeFair自立型ハンモック
大人ふたりでもゆったり入れる長さ270cm×幅150cmのハンモック。付属する収納バッグに収納すれば屋外への持ち運びも簡単です。
また、スタンドの高さが6段階設定可能で身長が異なる人でも快適に使用できます。
金属製のスタンドの底にはゴム素材のクッションがついており、室内で使っても床を痛めずに使用可能です。素材はハンモック本体綿35%、ポリエスチル15%でできています。
メキシカンハンモック
ハンモックメーカー”Susabi”のダブルサイズハンモック。大人がゆったりと乗れるダブルサイズのハンモックになります。大人が斜めで十字に寝っ転がっても広びろとしたサイズ感です。
ハンモックの本場メキシコの工場で作られたコットン素材を使用しています。使用しているコットンは通気性が抜群で熱を逃してくれます。
そして自宅で洗濯を問題なくできるのも特徴です。またアウトドアに便利な収納バッグもついています。5つのパーツを組み立てるだけでできる簡単組み立てで女性でも3〜5分で組み立て可能です。
MRG自立型ハンモック
総重量が9.4kgと軽量ですが耐荷重は350kgと安心して利用できます。大柄の男性が2〜3人乗っても丈夫な設計です。
「床が傷つきそう……」との懸念があるかもしれませんが、設置面にはゴムパッドがついているため室内でも床を傷つけずに利用可能です。そしてベッド兼インテリアとしても使用できるおしゃれなデザインが特徴です。また、目的に合わせてサイズ調節ができます。
フレームは2段階、ネットは3段階の調節が可能です。サイズは幅199~229cm、奥行き73.5cm、高さ92~101cm程になります。軽量で持ち運びがしやすいので、ソロキャンプでゆっくりくつろぎたい方や大人数で椅子として利用したい方におすすめです。
非自立型ハンモック
非自立型ハンモックは木や柱にくくりつけるタイプのハンモックとなります。スタンドを必要としないためアウトドアやピクニックの際など、荷物と重量を減らしたい際におすすめ。
ほかの種類のハンモックに比べて値段が比較的安いのも特徴です。しかし、非自立型ハンモックを使うには設置場所を考える必要があり、キャンプ場だからといって必ずしも設置できる訳ではないため注意が必要になります。
蚊帳付きXIGVISIONハンモック
2,299円と格安なハンモック。設置に必要な物は全て付属されています。木や柱に取り付ける必要がありますが、初心者向けのデイジーチェーンベルトが使用されているので数分で簡単に設置できます。
素材は、生地が薄くて通気性に優れたものを使用しており、暑い日にもおすすめです。
生地は薄いですが、強度の強いパラシュート生地の素材を使用しており丈夫で破れにくく、濡れにくく通気性、速乾性に優れていて高性能。そして最大耐荷力は350kgもあります 。しかし重さは蚊帳付きで0.78kgと軽量です。
Cuoretourキャンプハンモックモック2人用
重さ570gと超軽量で通気性、柔らかさ、速乾性、持ち運びやすさが全て揃っておりアウトドアにもってこいです。サイズはひとり用260cm×140 cmとふたり用300cm×200cmの2種類あります。
耐荷重量は300kgで複数人で乗っても安心。付属品で木を保護するベルトとカラビナが付いており、ハンモックの長さとフィット感を細かく調節できます。また耐久性に優れたナイロン生地を使っているため耐摩耗性が高く、破れにくく、汚くなりにくく、洗いやすく且乾きやすいなどの特徴があります。
チェア型ハンモック
小さなスペースで楽しめるチェア型ハンモック。自宅や庭で読書や昼寝、パソコンの作業などにはもちろんインテリアとしても楽しめます。また自立型のチェア型ハンモックの場合は天井を傷つけることなく利用できます。
QianYangハンモックチェア
コットンを使ったサイズ120cm×100cmのハンモック。
肌触りの良い綿を使用しており耐久性も高く、丈夫で破けにくく風通しも快適。ハンモックを取り外して洗濯も可能です。汚れても問題ないので、庭やキャンプの際に使うときも安心です。
xiaoxueshipinハンモックチェア
2,999円と格安のハンモック。室内でも室外でも利用可能です。コンパクトな設計のためポーチやバルコニーで簡単に取り付けられます。また耐久性が高く、丈夫で通気性に優れた風通しの良い素材が使用されています。
そのため日陰で風通しの良いところだとかなり快適です。
3wayハンモック
ハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックとして利用可能な3wayハンモック。
3wayハンモックなら小さなスペースでも利用可能で、1台で3役も使えるので利便性の良いアイテムと言えます。庭で読者や映画鑑賞、室内で物干し竿代わり、リビングで椅子の代わりとしても使用できます。
折り畳めて持ち運びも簡単なためアウトドアにも最適です。
MRG3wayハンモック
ハンモックチェア、ハンガーラグにもなる3wayポータブルハンモック。9.4kgの軽量設計。床との設置面にはゴムパットが付いているのでホテルでも賃貸でも安心して利用できます。
ネットはハンモック用とチェア用で2種類付随してあります。ハンモック用にはプラスチック製と比べて耐久性が高い天然木が使用されており、チェア用ハンモックはふんわりとした触り心地の綿素材を使用してあります。
サイズは幅229cm×奥行73.5cm×高さ101cmです。ひとりで気軽にハンモックを楽しみたい人におすすめ。
revir of river 3wayハンモック
ハンモックをイメージすると派手な色の印象が強いですが、revir of river 3 way ハンモックはラグとして利用されるようなシンプルで上質なカラーが特徴です。
カラーはサイズによって変わります。計24通りの色どりから選べるので、好みのものを選んでみましょう。
ネットはハンモック用とチェア用で2種類ついています。
ぼん家具3wayハンモック
室内でアウトドア気分を感じたい人におすすめのハンモック。
組み立てが簡単で誰でも気楽に楽しめます。ハンモックにした際には高さを2段階に調節できます。サイズはハンモックにした長さが横幅228cm、ハンモック2段目で194.5cmです。耐荷量は約200kgもあるので安心です。
折りたたみ式ハンモック
コンパクトで持ち運びに便利な折り畳みハンモック。
キャンプやピクニックなど外で持ち運んで使用する際に最適です。
ゆらふわモック折りたたみ式ハンモック
フレームとマット合わせて、約7kgの軽量設計。軽量ですが、耐荷量は330kgと丈夫な作りなので安心して使用できます。28種類のカラーバリエーションと豊富で、専用収納袋と固定バンドも付属してありアウトドアにも最適です。
ゆらふわモックロングタイプ、ゆらふわミニタイプがあり、3wayで利用できるのはマルチタイプだけなのでご注意をください。
LifeFair折りたたみ式ハンモック
大人ふたりでもゆったり使える広めのデザインで長さ240cm幅160cmあります。アウトドアで使用するときに便利なトレイカップホルダーが付属しています。
ハンモック専門店の紹介
中南米で生まれたsuabi
ハンモックの本場コロンビアの職人の技術により作られた柔らかな肌触りのハンモックブランドです。サイズ、種類が豊富で目的にあったハンモックを見つけられます。
多数の商品数を誇るMLABRI HAMMOCK
ムラブリハンモックは欧米を中心に高い人気をほこる高級手編みハンモックブランドです。
タイの少数民族「ムラブリ族」の生活を支えるために始まったハンモックづくりが、今ではブランドとなりました。ハンドメイドならではの極上の寝心地・さわり心地を楽しめます。
まとめ
この記事ではハンモックの選び方と種類を紹介しました。ハンモックにはさまざまな使い方と素材があり、個人の目的に沿って最適な物を選べます。
またキャンプは近年人気を高めており、さまざまな場所で気楽にキャンプが楽しめる施設が増えています。キャンプに行った際にハンモックを持っていき、くつろぐこともひとつの楽しみになるでしょう。
ハンモックにはさまざまな種類があり、この記事で紹介した種類や商品のほかにもさまざまなハンモックが販売されています。ぜひ自分に合ったハンモックを持ってアウトドアをお楽しみください。