アウトドアで欠かすことのできないアイテム、それがブランケット。素材を選ぶことで通年使用することができます。
さらにサイズによって、さまざまな使い方ができるため、1つあるだけで何役もこなしてくれるすぐれもの。
そんなブランケットの、素材、サイズ、耐火性、人気ブランドについてご紹介させていただきます。この記事を読むことであなたの使用用途に合わせた
- 1. アウトドアにブランケットは必要不可欠!
- 2. アウトドアで使えるブランケットの選び方
- 3. ブランケットの人気ブランドはこちら
- 4. アウトドアにおすすめなブランケット12選
- 4.1. 男女問わず使える!キャプテンスタッグ ラグマット
- 4.2. 野営地で大活躍!ロスコ ブランケット
- 4.3. 多機能でダウン素材!ワンティグリス ダウンブランケット
- 4.4. 軽くて使いやすい!エルパソサドル サドルブランケット
- 4.5. 難燃素材で焚き火に強い!クイックキャンプ ブランケット
- 4.6. コンパクトさ重視向け!イスカ ブランケット
- 4.7. アウトドア界の王道ブランド!ペンドルトン タオルブランケット
- 4.8. 腰に巻きやすい!グリップスワニー キルトブランケット
- 4.9. 敷いても掛けても使える!コールマン ホットブランケット
- 4.10. コスパが良い!ロゴス クッションブランケット
- 4.11. 柔らかい肌触り!キングキャンプ ブランケット
- 4.12. 野営地に映える!スナグパック ブランケット
- 5. アウトドアに行くならブランケットはマストアイテム!
アウトドアにブランケットは必要不可欠!
アウトドアで必要不可欠なアイテム「ブランケット」。
ブランケットは、冬になるとマストアイテムの上位に上がってくるほど、人気を集める存在です。
肩やもも、腰に巻くだけで冷気から体を守り、保温効果も抜群!
ソファーやチェアにかけるだけで、アウトドアの雰囲気をだすこともできます。
そんなブランケットですが、素材によって保温効果や軽さ、肌触りが異なり、サイズによって使い方はさまざま。
そのため使う用途によってサイズや素材、機能選びが重要になります。
まずはブランケットの素材についてご説明させていただきます。
アウトドアで使えるブランケットの選び方
ブランケットを選ぶポイントは3つあります。
- 素材選び
- サイズ選び
- 耐火性があるか
素材は4種類あり、フリース素材、ウール素材、コットン素材、ダウン素材。
サイズには、クォーターサイズ、ハーフサイズ、シングルサイズの3種類が用意されています。
その中には耐火性があるものも存在するため、各素材やサイズ、耐火性についてご説明いたします。
ブランケットの素材
コスパ最高のフリース素材
フリース素材のメリットは、とにかくコスパがいいところです。リーズナブルな価格なのに保温性は高く速乾性もあり、とにかく軽い。そして丸洗いできるので、衛生的です。
最近のフリース素材は、柔らかく肌触りもいいため、寝るときに使用しても不快感を感じません。
そのため、アウトドアで使用するブランケットの中で1番人気がある素材になります。
もちろん、メリットだけではなくデメリットもあります。
使っていくうちに毛玉ができやすいこと、静電気がおきやすいこと、火の粉などで簡単に穴が空いてしまうことです。
ただ、そんなデメリットを補えるほどの魅力がフリース素材にはあると思います。
保温性や吸湿性が抜群!ウール素材
ウール素材のメリットは、高い保温性と吸湿性に優れているところです。
体から放出される熱を逃がさず、さらには冷気から体を守ってくれるため、暖かさを長時間キープすることができます。
他の素材では、熱がこもることで湿度があがり使っていて不快感を感じますが、ウール素材については吸湿性に優れているので、不快感を感じにくいのが特徴です。
デメリットとしては、汚れても自宅で丸洗いできないこと、天日干しすると変色しやすいことがあげられます。そのため、清潔さを維持するのがむずかしい素材です。
柔らかな手触り!コットン素材
コットンとは「綿」のことをいいます。
メリットは、化学繊維と違い自然素材ならではの柔らかさがあり、通気性に優れているのでいつまでもサラッとした触り心地が続くことです。さらに、吸水性に優れているので、夏など暑い時期に最適です。
デメリットは、通気性が高いため保温性が弱いこと。そのため、夏用ブランケットとして使用する場合には、コットン素材がおすすめです。
軽量で保温効果抜群!ダウン素材
ダウンとは「羽毛」のことをいいます。
ダウン素材のメリットは、かけていることを忘れるほど軽く、保温効果が抜群にいいところです。
そのため、気温が低い冬の季節に肩から羽織って防寒するのに最適!
ただ、保温効果もダウンの量によって異なり、多ければ多いほど保温効果が高くなりますが、ブランケットの種類によっては、ダウン素材以外に化学繊維が含まれているものもあります。
保温効果を重要視するようであれば、ダウンの量が多いものを選ぶことをおすすめします。
ブランケットのサイズ
ブランケットには、3種類のサイズが用意されています。
- クォーターサイズ
- ハーフサイズ
- シングルサイズ
サイズによって使い方はさまざまで、使う用途で選ぶ必要があります。
肩からかけやすい!クォーターサイズ
クォーターサイズは、70×100cmと小さなサイズのことをいいます。
椅子に座りながらひざ掛けとして使用したり、ストールのように肩にかけて使用するのに最適。
サイズが小さく軽いので、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。折り畳むことでクッションの代わりや枕の代用にもなります。
そして、コンパクト収納ができるので持ち運びにも便利!アウトドアで使用するなら1枚は持っていてほしいサイズです。
下半身を温めるのに最適!ハーフサイズ
ハーフサイズは、100×140cmありクォーターサイズよりやや大きめです。
そのため、ひざ掛け、ストール代わりとして使用できるほかに、腰に巻いて下半身を温めたり、寝るときにお腹にかけて保温効果を高めることもできます。
チェアにひっかけることで、背もたれと座面をおおうことができるので、座っていて冷気を感じることもありません。
このように様々な場面でも万能的に使えるのが特徴です。
ラグ代わりに使える!シングルサイズ
シングルサイズは、140×200cmありブランケットの中では1番大きいサイズになります。
そのため、使う用途も幅広く、体全体を覆ったり、毛布代わりにしたり、ラグ代わりとしても使用できます。
寒い冬ならシュラフの下に敷いて保温マットの代わりとして使えば、地面からの冷気を遮断することだって可能です。
ただ、サイズが大きいため重量もかさみ、保管する場所が必要になります。そのため、移動手段を考慮して検討する必要があります。
耐火性があるか
近年、アウトドアブームが到来してブランケットの機能も向上しています。
以前までは体を保温するためだけだったものに対して機能をプラス。難燃性や耐火性にすぐれたブランケットが登場しています。
難燃性とは、火の粉が飛んできても穴が空きずらく、燃えにくい性質をもっています。耐火性とは、燃えにくい以外にも熱に強いため、焚き火の近くで使用しても溶けたりせず安心して使用できる性質をもっています。
ただ、耐火性があるものは、防災のときに使うような頭巾、ポンチョ、シートに備わっており、デザインも限りがあります。
そのため、アウトドアで使うことを考えれば、難燃性が高いブランケットを選べば十分使用できます。
ブランケットの人気ブランドはこちら
ブランケットを出しているブランドは多岐に渡り、正直どれがいいか分からない人が大多数かと思います。そのような悩みを抱えている人のために、ここではアウトドアでも使えるおすすめのブランドについてご紹介していきます。
コールマン
アメリカ合衆国オクラホマ州で、1900年頃にガソリン式ランプを販売したコールマン。
1976年から「家族・仲間・自然」が触れ合えるブランドとして日本に進出し、クーラーボックスやチェア、テーブル、テントなどアウトドア商品を中心に世に送りだしています。
リーズナブルな価格帯なのにクオリティが高いことから、キャンプ場でのレンタル品にも多く使われるほど。
そのため、今でも多くのファンに親しまれています。そんなブランドからでているブランケットは、素材、サイズ、柄が充実しており、男女問わず使用することができます。
ペンドルトン
アウトドアショップにいけばどこにでも置いてあり、アウトドアの雰囲気作りに一躍買ってくれるネイティブアメリカン(チーフジョセフ柄)のデザインが印象的なペンドルトン。
1909年に誕生し、アパレル用品も数多く輩出しています。とくに、高機能ウールを使用したブランケットは人気が高く、クッション性・保温性は高く、デザインのバリエーションも豊富。
若年層から高齢層まで幅広く使用できるブランドです。
グリップスワニー
歴史は長く1848年にアメリカで誕生したブランド、それがグリップスワニー。
当初は、採掘者用グローブからスタートし、独特の黄色はスワニーイエローと呼ばれるほどでした。日本に進出したのは、それから135年後の1983年になります。
アウトドアマニアに熱狂的な支持を受けたものの、白人と日本人の骨格差により指先、親指部分が日本人にあわず、さらに革のなめしがハードすぎて手に馴染むのに時間がかかることから、2年後の1985年に日本国内生産を開始。
日本人の骨格にフィットするように改良され、今ではアウトドアグローブの最高峰として人気を集めています。
そんなグリップスワニーのブランケットの特徴は、難燃性が高いこと。ただ柄やカラーバリエーションが少ないため、野営やブッシュクラフトを楽しむ方向けと言えるかもしれません。
イスカ
日本で生まれたシュラフ専門ブランド、イスカ。
「HEARTY&QUALITY」をポリシーに、「こころあるものづくりで最高の品質」をお届けできるよう、常にユーザーの気持ちに寄り添ったモノづくりを心掛けています。
そのため、根強いファンも多く、新作がでるたびにシュラフを買い替える人がいるほど。そんなシュラフ専門ブランドだからこそのブランケットがあります。
それは、ダウンブランケット。シュラフのノウハウを生かしたブランケットは、保温性に優れ軽量で暖かいのが特徴です。
そのため、キャンプや登山など標高が高い場所でアウトドアを楽しむためには欠かせないアイテムです。
キャプテンスタッグ
1976年、日本で生まれたキャプテンスタッグ。
家庭用品を扱うパール金属株式会社のアウトドア部門としてスタートしました。
今やアウトドアレジャーとして、ファミリーキャンプやバーベキューが当たり前の存在となっているのもキャプテンスタッグが日本に広めたと言っても過言ではありません。
今でもさまざまなアイテムを出していて、テントやクーラーボックス、チェア、テーブルなど種類も豊富です。
リーズナブルな価格帯ということもあり、アウトドア初心者から玄人まで人気があります。
そんなキャンプテンスタッグのブランケットは、リーズナブルなうえに色や柄も豊富に用意されているので、ブランケット初心者の方に特におすすめです。
アウトドアにおすすめなブランケット12選
男女問わず使える!キャプテンスタッグ ラグマット
3種類のサイズが用意されたキャンプテンスタッグのラグマット。素材に綿65%が含まれているので温かい気候に最適です。
またレッド、ブルー2種類のカラーが用意されているので、男女問わず使うことができます。カップルはお揃いにしてもいいです。
野営地で大活躍!ロスコ ブランケット
アメリカの老舗ミリタリーブランド「ロスコ」のブランケット。
ヘビーウェイトウール地の快適なブランケットで、敷いたり羽織ったりと使い方はさまざまです。雪山のような環境やブッシュクラフトを楽しむ方におすすめ。
多機能でダウン素材!ワンティグリス ダウンブランケット
ワンティグリスから羽織れるブランケットが登場。
2022年のアップグレード版で、よりソフトで快適になりました。羽織った後に、スナップボタンを閉じることでアウターのような着け心地になります。
素材にダウンが480g含まれているので、寒い季節でも体を温めることができます。
軽くて使いやすい!エルパソサドル サドルブランケット
アウトドアでも知名度が高いエルパソサドルのブランケット。
独特の柄が特徴的で誰でもそのブランドを認識することができます。素材は、ポリエステル100%。
さらにシングルサイズより大きめなので、体を覆ったり、寝るときに毛布代わりになります。
もちろん、折り畳んで使えばカーペットのような使い方も可能です。
難燃素材で焚き火に強い!クイックキャンプ ブランケット
さまざまなキャンプアイテムを世に輩出して、人気を集めるクイックキャンプ。そのブランドから焚き火ブランケットが登場しました。
コットン素材なので、燃えにくく焚き火を楽しみながら使用することができます。中綿入りなので保温効果も高く、肩や膝に掛けているだけで温かさを感じるほどです。
コンパクトさ重視向け!イスカ ブランケット
寝袋(シュラフ)の専門メーカーイスカのブランケット。生地はナイロン100%で、縫製がしっかりしていて強度が高いです。
羽毛が含まれているので保温性にも優れ、クォーターサイズなのでコンパクトに収納することができます。そのため、登山用に最適です。
アウトドア界の王道ブランド!ペンドルトン タオルブランケット
1909年にアメリカのオレゴン州ペンドルトンで創業した歴史あるブランド「ペンドルトン」。
ネイティブアメリカン柄が特徴で、その柄のブランケットはインテリアとしても最適。
アウトドアの雰囲気を高めてくれます。素材はコットンのため、火の粉にも強く焚き火など楽しむキャンプ用に最適です。
腰に巻きやすい!グリップスワニー キルトブランケット
レザーグローブといえばのこブランドが最高峰と言われるほど知名度があるブリップスワニー。
グリップスワニーがだしているブランケットは、他とは異なり、裏地がポリエステル100%、表地はコットン100%です。
そのため、保温しながら焚き火が楽しめ、難燃素材が火の粉から体を守ってくれます。
バックルがついているので、腰にまくのにも丁度いいです。下半身を温めるのにも最適。
敷いても掛けても使える!コールマン ホットブランケット
アウトドアをしている方なら誰もが1度は聞いたことのあるコールマンからでているブランケット。
少々お値段は、はりますがブランケットの中にバッテリーが搭載されており、温めてくれるので他のブランケットとは暖かさが段違いです。
1回の充電で最長4時間使用でき、撥水性能も高いため優れものです。
コスパが良い!ロゴス クッションブランケット
コスパいいロゴスのブランケット。
テント内で使うインナーマットとして使用できるほか、チェアに座りながら肩に掛けたり、クルッと丸めてクッションとして使うことができます。
1つで3つの機能を兼ね備えたブランケットは、万能なのであると便利です。
柔らかい肌触り!キングキャンプ ブランケット
ロングコートやシュラフ、布団に見えますが、ブランケットです。
体全体を包むことができるサイズ感と2つに折り畳めばシュラフ代わりに使うことができます。
さらに、シュラフの上からかければ布団代わりとして使用することもできます。撥水加工もされているので、水を弾いてくれます。
野営地に映える!スナグパック ブランケット
表地、裏地、中綿もポリエステルを使用したスナグパックのブランケット。中綿は化学繊維のため自宅の洗濯機で丸洗いすることができます。
重量も軽く、約700g。バックパックの中にすっぽり収まるほど、コンパクトに収納することができ、持ち運びに便利なブランケットです。
アウトドアに行くならブランケットはマストアイテム!
今回の記事では、アウトドアで使えるブランケットについて次の内容を解説しました。
- ブランケットの必要性
- ブランケットの選び方
- ブランケットの素材
- ブランケットのサイズ
- ブランケットの耐火性
- ブランケットの人気ブランド
- おすすめブランケット12選
ブランケットは冬に使うイメージが強いかもしれませんが、素材を選ぶことで夏でも使用することができます。サイズは、使用する用途によって選ぶことで使いやすさが向上します。
耐火性については、火を扱う場所で使用するのかによって検討する必要があります。
どんなシチュエーションでブランケットを使用するのかイメージすれば、自分にあった最適なブランケットが見つかるはずです。