【チェーンソーのおすすめ】チェーンソー選びに失敗しないポイントは?使用に関する注意点も

【チェーンソーのおすすめ】チェーンソー選びに失敗しないポイントは?使用に関する注意点も

はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」でドライブを楽しんでます。思い切ってガレージハウスを建てることにしました。八ヶ岳・小淵沢の魅力や楽しみ方を発信します。

チェーンソーは、DIYなどにおいて非常に便利な工具の1つです。しかしその使いやすさゆえに、大きな怪我をするリスクも伴います。

チェーンソーには駆動方式など様々な種類がありますが、はじめてチェーンソーを使用する方は使いやすさを重視することをおすすめします。

今回は、数あるチェーンソーの中でも使用目的や機能、またメーカーごとにおすすめしたいものを紹介しています。

これからチェーンソーの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

失敗しないチェーンソーの選び方


チェーンソーは比較的高価なことがデメリットの1つです。そのため、軽い気持ちではなかなか選びづらいものです。

しかしこれからご紹介するポイントさえきちんと押さえておけば、失敗せずにチェーンソーを選ぶことができること間違いなしです。

目的と扱う人の経験値で選ぼう


1つ目は、「目的」と「扱う人の経験値」で選ぶことです。

チェーンソーにはいくつかサイズがあり、ライト級から順にミドル級、ヘビー級があります。

ライト級のものであれば比較的パワフルさに欠けますが、庭木のお手入れなどの軽作業に向いています。女性も簡単に取り扱えます。

そのため初心者はライト級からミドル級のチェーンソーを選ぶことをおすすめします。

それに対してヘビー級のチェーンソーは、本格的にチェーンソーを使用してDIYなどをする人や職場での使用を目的とする人向けです。

馬力があるので原木や丸太など、ライト級やミドル級では切断できない種類のものを切断できます。

原木や丸太を、薪ストーブを焚く際に必要な「薪」にカットする際も、このヘビー級のチェーンソーが必須となります。

薪ストーブの薪の確保方法や注意点はこちらの記事をご覧ください。

駆動方式で選ぶ


そしてもう1つは、駆動方式で選ぶということです。チェーンソーの駆動方式にはエンジン式、AC電源式、充電式の3種類があります。

パワフルさを重視するのであればエンジン式のものがおすすめですが、使いやすさや騒音性などを重視するのであればAC電源式のものや充電式のものを選ぶのが良いでしょう。

メーカーで選ぶおすすめのチェーンソーを紹介


チェーンソーにはとても数多くの種類がありますが、やはり気になるのはメーカーですよね。

チェーンソーを取り扱っているメーカーはとてもたくさんありますが、その中でも特におすすめしたいチェーンソーを上記のポイントを整理しながらいくつか紹介します。

是非参考にしてみてください。

高儀

画像引用元:高儀
高儀の創業は慶応2年、伝統と革新を理念に150年余の歴史を持つ会社です。

①高い汎用性が魅力!高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソー

まず1つ目に紹介するのは、高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソーです。

EARTH MAN エンジンチェーンソーは名前の通りエンジン式のチェーンソーで、日曜大工から、職場での使用まで様々な場面で活躍する使い勝手の良いチェーンソーです。

エンジン式のため、オイル交換や残ったガソリン抜きなど、エンジンのメンテナンスが必要になります。

高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソーの特徴は、チェーンブレーキが搭載されていることです。

これにより、チェーンソーのキックバック(※)による危険性を減らすことが可能になりました。

パワフルな稼働と安全性を兼ね備えた高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソーを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
画像引用元:hikoki-powertools.jp

※キックバックとは、作業中に意図せずチェーンソーが作業者の方へ跳ね上がる現象を指します。チェーンソーを扱う上で最も危険と言われており、死亡事故にも繋がりますので注意が必要です。

■高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソーの概要■

高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソー 高儀 EARTH MAN エンジンチェーンソーの購入はこちら
価格 17556円
刃の長さ 350mm
重量とクラス 4.88 kg、ヘビー級
駆動方式 エンジン型

②駆動音が静か!高儀 EARTH MAN 電気チェーンソー 350mm CSE-120

次に紹介するのは高儀 EARTH MAN 電気チェーンソー 350mm CSE-120です。

他メーカーと比べると、大変静かに稼働します。

チェーン巻き込み部分のゴミ排出口が大きく、中にゴミが溜まりにくいのが特徴的です。

電気チェーンソーのためエンジンチェーンソーに比べて扱いやすく力仕事が苦手で、チェーンソーを初めて購入される方にはおすすめです。

■薪切りや剪定におすすめ!高儀 EARTH MAN 電気チェーンソー 350mm CSE-120の概要■

高儀 EARTH MAN 電気チェーンソー 350mm CSE-120 高儀 EARTH MAN 電気チェーンソー 350mm CSE-120の購入はこちら
価格 7177円
刃の長さ 350mm
重量とクラス 3.2 kg、ミドル級
駆動方式 電源コード式

③高儀 EARTH MAN 電気ミニチェーンソー130mm CSE-130CA

次に紹介するのが高儀 EARTH MAN 電気ミニチェーンソー 130mm CSE-130CAです。

チェーンオイル自動注油式が搭載されており便利。

オイル残量がひと目でわかるオイル点検窓もついています。

コンパクトで軽量、女性でも扱いやすいつくりになっています。

工具不要でソーチェーンの調整、交換が簡単に行うことができます。

薪ストーブ用の薪を切るときや庭の剪定などをする人におすすめです。

小さく軽く取り扱いは楽です。

■高儀 EARTH MAN 電気ミニチェーンソー 130mm CSE-130CAの概要■

高儀 EARTH MAN 電気ミニチェーンソー 130mm CSE-130CA 高儀 EARTH MAN 電気ミニチェーンソー 130mm CSE-130CAの購入はこちら
価格 6433円
刃の長さ 130mm
重量とクラス 2.84 kg、ライト級
駆動方式 電動型

日立

画像引用元:日立
日立は「優れた自社技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念に置き、実績と歴史ある会社の一つですね。

①仕事で使う人におすすめ!日立工機製 エンジンチェーンソー

次に紹介するのは、日立工機製 エンジンチェーンソーです。

日立工機製 エンジンチェーンソーは非常にパワフルで、素早い切断が可能なチェーンソーです。

直径20cm以上の立ち木でも、楽々切ることが可能です。

チェンソーを選ぶ上で重要な、素早く正確な切断という点で日立工機製 エンジンチェーンソーは最大限のパフォーマンスを発揮するでしょう。

電動式や充電式で切断できないものの切断可能で、大がかりな作業を行う際に最適です。

ただし性質上、どうしても騒音と排気ガスが出るため、この点には注意しておきましょう。

注意点を踏まえ、ぜひ日立工機製 エンジンチェーンソーを使用してみてはいかがでしょうか。

■日立工機製 エンジンチェーンソーの概要■

日立工機製 エンジンチェーンソー 日立工機製 エンジンチェーンソーの購入はこちら
価格 39900 円
刃の長さ 350mm
重量とクラス 6.41 kg、ヘビー級
駆動方式 エンジン型

②切断のしやすさに定評あり!HiKOKI(旧日立工機) 電気チェーンソー AC100V ガイドバー350mm ブレーキ付 ソフトスタート CS35Y

次に紹介するのがHiKOKI(旧日立工機) 電気チェーンソー AC100V ガイドバー350mm ブレーキ付 ソフトスタートです。

パワーはエンジンチェーンソーには敵いませんが普段遣いには十分な機械になっています。

庭での作業やDIYをする方におすすめです。

重さはありますが、本体の重さで勝手に切ってくれるのが印象的です。

歯の切り替えなどが少し複雑です。

機械に不慣れな人、女性には難しい機械になっています。

■HiKOKI(旧日立工機) 電気チェーンソー AC100V ガイドバー350mm ブレーキ付 ソフトスタート CS35Yの概要■

HiKOKI(旧日立工機) 電気チェーンソー AC100V ガイドバー350mm ブレーキ付 ソフトスタート CS35Y 電気チェーンソー AC100V ガイドバー350mm の購入はこちら
価格 20184円
刃の長さ 350mm
重量とクラス 5.4 kg、ヘビー級
駆動方式 電動コード式

ハスクバーナ

画像引用元:ハスクバーナ

ハスクバーナは1689年にスウェーデンで設立された、日本国内にも拠点がある農林・造園機器メーカーです。ハスクバーナが販売している製品は、細部までこだわりが強く、使い易さと安全性に長けている点が特徴です。

①パワフルで機能性も高い!ハスクバーナ エンジンチェンソ― 135 Mark II

そして次に紹介するのは、ハスクバーナ エンジンチェンソ― 135 Mark IIです。

サイドチェンテンショニング
画像引用元:ハスクバーナHP
ハスクバーナ Mark IIはサイドチェンテンショニングという機能によって、チェーン調整がとても手軽にできます。

キックバックなどの衝撃でチェーンソーにブレーキがかかる仕組みの慣性式チェーンブレーキのため、安全性が高いのも特徴の1つです。

大怪我を避けるためにも、パワフルなチェーンソーを取り扱う際はできるだけ安全面に考慮したものを選びたいですよね。

機能性をより重視したチェーンソーを探しているのであれば、ぜひハスクバーナ エンジンチェンソ― 135 Mark IIを試してみてはいかがでしょうか。

■ハスクバーナ エンジンチェンソ― 135 Mark IIの概要■

ハスクバーナ エンジン式ホビー・ソー ハスクバーナ エンジンチェンソ― 135 Mark IIの購入はこちら
価格 26473円
刃の長さ 350mm
重量とクラス 6.0kg、ヘビー級
駆動方式 エンジン型

②枝打ちに最適!ゼノア チェンソー G2200T-25P8 こがるシリーズ 967262352

最後に紹介するのがゼノア チェンソー G2200T-25P8 こがるシリーズ 967262352です。

枝打ちに最適です。軽く、馬力も有り、エンジンのかかりも良いです。

値段は他よりも高いですが、片手で楽に作業することができ、初心者におすすめです。

マニュアル式のチェンブレーキを搭載しており、安全面も兼ね備えています。

■ゼノア チェンソー G2200T-25P8 こがるシリーズ 967262352の概要■

ゼノア チェンソー G2200T-25P8 こがるシリーズ 967262352 ゼノア チェンソー G2200T-25P8 こがるシリーズ 967262352の購入はこちら
価格 50325円
刃の長さ 200mm
重量とクラス 4.1 kg、ミドル級
駆動方式 エンジン型

コスパ面で選ぶおすすめのチェーンソー

チェーンソーはその実用性の高さなどから比較的コストがかかってしまうイメージがあります。

しかしすべてのチェーンソーの価格が高いだけというわけではなく、中にはコスパが良いチェーンソーも数多く存在しています。

そこで、数あるコスパ面を重視したチェーンソーの中でも特におすすめのものについて紹介していきます。

はじめてチェーンソーを購入しようと考えている人は、ぜひこれから紹介するチェーンソーを参考にしてくださいね。

①高コスパ、低騒音!マキタ(Makita) 電気チェーンソー

1つ目に紹介するのは、マキタ(Makita) 電気チェーンソーです。

マキタ(Makita) 電気チェーンソーはAC電源式のチェーンソーです。

庭や畑での簡易的な作業をする方におすすめです。

電源式のチェーンソーは、比較的軽量で排気ガスがなく、低騒音であることが特徴です。

オイル残量が把握できるようになっています。

コスパもよく、はじめてチェーンソーを購入しようと考えているのであればぜひ検討してみてください。

■マキタ(Makita) 電気チェーンソーの概要■

マキタ(Makita) 電気チェーンソー マキタ(Makita) 電気チェーンソーの購入はこちら
価格 8217円
刃の長さ 250mm
重量とクラス 3.36 kg、ライト級
駆動方式 電動コード式

②高枝切りならコレ!電動高枝切りチェーンソー

続いて2つ目に紹介するのは、電動高枝切りチェーンソーです。

電動高枝切りチェーンソーはこれまで紹介したチェーンソーとは異なり、高い場所の使用に最大限の力を発揮します。

庭の木の枝打ちや、果実を育てている人には重宝されるチェーンソーです。

しかしエンジン式に比べパワフルさに欠けてしまうため、大木を切り倒し加工してDIYなどをしたい人にはおすすめできません。

この点を踏まえたうえで、自分の使用用途に合っているのであれば電動高枝切りチェーンソーをおすすめします。

■電動高枝切りチェーンソーの概要■

電動高枝切りチェーンソー 電動高枝切りチェーンソーの購入はこちら
価格 12800円
刃の長さ 250mm(全長205~265cm)
重量とクラス 4.22 kg、ライト級
駆動方式 電動式

③初心者におすすめ!丸太も切れるリョービ チェーンソー CS-3005

そして最後3つ目に紹介するのは、リョービ チェーンソー CS-3005です。

持ちやすさの面でも非常に使い勝手の良いチェーンソーです。

リヤタイプのハンドルで力を入れやすい構造になっているのがポイント。

値段も手頃なためで、丸太を処理できるほどのパワーを持っています。

薪の切断などを行う人にとってコスパが高くおすすめです。

■リョービ チェーンソー CS-3005の概要■

リョービ チェーンソー CS-3005 リョービ チェーンソー CS-3005の購入はこちら
価格 8300円
刃の長さ 250mm
重量とクラス 2.1kg、ライト級
駆動方式 電動コード式

チェーンソーを使用する際の注意点

チェーンソーは数ある工具の中でも危険度の高いものです。

そんな工具をプライベートで初心者が扱うとなったとき、万が一のリスクは避けて通れません。

仕事で使用するのであればもちろんですが、プライベートでチェーンソーの使用を考えているのであれば、

これから紹介する2つの注意点に気を付けましょう。

初心者の方は一読をおすすめします。

①保護具の着用義務がある


まず1つ目に挙げられるのは、保護具の着用義務があるということです。

2019年8月1日より、 チェーンソー使用者は林業従事者に限らず、造園業・建設土木でチェンソー防護 ズボン及びチェーンソーチャップスの着用が義務化となっています。

確実にケガなどのアクシデントをなくすことができるわけではありませんが、チェーンソーを使うときは体を少しでも守ることが出来る服装で行わなければいけないという義務があるのです。

そのため、これからみなさんがチェーンソーを購入しようと考えているのであれば、同時にチャップスや防護ズボンなどといった服も購入する必要があります。


画像引用元:厚生労働省

具体的にチェーンソー使用時の起こる事故として、切断作業時に誤って身体の一部を切ったり、こすってしまったり、切断した木の倒木や飛来が挙げられます。

画像を見ても下肢に対する事故が多いことが分かりますね。

最悪の場合、死に至るほど危険性が高い道具なので、利用シーンなどに合わせて以下のような保護具を揃えることをおすすめします。

初心者は特別教育を受けた方が良い


これからチェーンソーをはじめて使う初心者は特別教育を受けることをおすすめします。

この特別教育では、伐木の直径などによって区分された教育ができるということもあり、初めてチェーンソーを使用する人にはとてもおすすめです。

仕事でチェーンソーを使用する人は、必ずこの特別教育を受けなければいけません。

こちらの特別教育は多くの会社が開催しています。

しかし受講できる教習所は、各都道府県に必ず設置されているわけではないので注意が必要です。

講習の内容は決められているので、どの教習所でも同じ内容です。近くの教習所を探すのが良いですね。

日本各地にセンターを置く代表的な教習所を2つご紹介します。

コマツ教習所

画像引用元:コマツ教習所トップ

コマツ教習所の伐木等の業務(チェーンソー)のコースは3日間で22000円で受講できます。

関東では東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬にセンターがあり、他にも北海道や愛知、福岡など、日本全国で16センター存在します。

詳細はこちらをご覧ください。

KOBELCO

画像引用元:KOBELCO
コベルコではチェーンソーによる伐木等特別教育が3日間で25000円と、コマツ教習所より3000円高いです。

大径木伐木等の資格は追加受講となり5500円です。

コベルコでチェーンソーの特別教育を全国9拠点で受講可能ですが、関東では宇都宮しかありません。

■チェーンソーの使用に関する特別教育の概要■

厚生労働省資料 チェーンソーの使用に関する特別教育についての情報はこちら

まとめ


メーカーや駆動方式、使用用途によって様々なチェーンソーが存在します。

今回は、数あるチェーンソーの中でもおすすめしたいものについて紹介しました。

是非こちらの記事を参考に、チェーンソー選びをしてみてください。

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