芝生を種から育ててみよう!緑の庭ができるまでの実体験を共有します!

芝生を種から育ててみよう!緑の庭ができるまでの実体験を共有します!

こんにちは。はっしーです。

トレーラーハウスを置いている山梨の土地は木を伐採され、草も生えない荒地でした。それをようやく芝生の緑に変えられました!しかも種でできたので安く済みました。芝生の庭を楽しみたい方、芝生ってお金も手間もかかると心配されている方にぜひ読んでいただきたいので実体験をレポートします!

元の状態(荒地)

買った土地は植林されていたのですが、メンテナンスされておらず細長い檜が大量に生えていました。もったいないので間引いてもらい、気を残してトレーラーハウスとガレージを作ろうと思ったのですが、誤って全部伐採されてしまいました。

キャタピラで転圧をかけすぎてカチカチになった土地は草も生えない不毛の地になってしまい風情も何もありません。クローバーを植えることも考えましたが。土地が広すぎて,クローバーが繁殖しすぎると元に戻すのは大変なのでここを芝生で緑にすることにしました。

手間と費用を最小限にした方法ですが👇こんな立派に緑のお庭ができて大満足ですここで約2か月の成果です。ではどんな方法で芝生の庭を作ったのかお話していきます。

芝生の植え方

芝生を植える方法にはいくつかあります。条件やどれくらい時間やお金をかけられるかなどで選びますが、僕は種を蒔く方法を選びました。種は時間がかかりますが圧倒的に安くできます。

  1. 芝生のシートを貼る方法
  2. 種を蒔く方法
  3. 人工芝を敷く方法

それぞれの方法について順にメリット・デメリットを見ていきましょう

芝生のシートを貼る方法

 


画像のようなシートを敷いていきます。芝生はが既に生えていて,ある程度育っている状態なので最初から高密度で芝生の地面ができるのがメリットです。でも画像で10平米分。Amazonで1万円ほどです。400坪もある庭ではお金がかかりすぎます!芝生化する面積が小さいか,お金持ちの方におすすめする方法です。

種を蒔く方法

種を蒔き,発芽させる方法のメリットは圧倒的な安さです。10平米分で千円程度であります。ただし、発芽するまで水がないといけないので、毎日水を撒けないひとは芽が出るかは天候任せになりますし、徐々に生えてくるので最初は緑部分がまばらで、なかなか綺麗な緑にはなりません。一面が緑になるには数ヶ月どころか1年以上かかるかもしれません。実際ウチの庭は種を蒔き始めて2か月半ですが、まだまばらです。

子供と一緒に種を蒔いたり楽しいですよ!でも時間がかかります。

今回はこのカネコ種苗の種を使いました。広いので20袋ほどばら撒いています。それでも芝生シートを買うよりは安く済んでいます。

人工芝を敷く方法

これも芝の雰囲気を出し地面を露出させない方法の一つです。芝刈りをしなくても良いというのが最大のメリットです。あと買ってきておけばおしまいで簡単。でもお金はかかりますね。今回は自然の雰囲気を出したかったので種にしました。芝刈りは雑草対策にもなるので、子供に託せるまでしばらく頑張ろうと思います。

芝生の品種の選び方

芝生には大きく分けて、夏に強く冬に弱い暖地型と,夏に弱く冬に強い寒地型の2種類があります。暖地型は10度を下回ると枯れ始めてしまうので関東以西の低地に向きます。東北や高地など寒冷なエリアでは寒地型がおすすめです。寒地型は0度でも枯れません。ただ夏に弱く、22度以上が2か月続くと夏枯れを起こし始めます。

同じ種類に統一すると夏はいいけど、冬はダメとか偏った特性になってしまうため,複数の品種を混ぜ合わせた種も販売されています。うちは山梨にあり標高が900メートルほどで冬は積雪や霜もある寒冷なエリアではありますが,夏は日が差すと30度近くまで上がるため混合タイプの種を使いました。

品種ごとの特性を見ていきましょう

暖地型

高麗芝

密度の高い芝生で関東以西でよく見られます。品種改良をされた芝生もあります。ゴルフ場のグリーンでも使われている踏み付けに強い種類ですね。種での流通はなくシートで販売されています。

野芝

北海道以南の日本全土でみられる野草で、葉は幅が広く密度の低い芝生です公園や道路などでも見られます。雑草として普通に生えている種類ですね。種、シートどちらも流通しています。

バミューダグラス

上の2種類は日本の芝生ですがこれは海外から持ち込まれた品種で西洋芝と呼ばれます。生育が極めて旺盛で、踏圧や擦り切れに非常に強く、スポーツ用に最適です。日照が必要で日陰には弱い種類です。

寒地型

ベントグラス

葉が細く柔軟で、低刈りに強く、ゴルフ場のグリーンでよく見かけます。耐寒性はありますが、病虫害に弱い種類です。フェアウェイまでベントのコースもありますが,管理にお金がかかりそうですね。

ケンタッキーブルーグラス

北海道でよく使われる多年草です。耐寒性や回復力に富んでいますが、低刈りには適さない種類です。対暑性も一定程度あり暖地でも使える品種です。

うちは寒いので寒地型が向きますが夏はそれなりに暑いし,乾燥するので、それにあった種を選びました。ケンタッキーブルーグラスが中心のカネコ種苗さんの西洋芝のタネを使いました

種を蒔く方法(八ヶ岳ガレージライフ流)

ネットを見ると整地してレーキで耕して砂と種を混ぜて蒔いて、肥料をやるとか面倒なことを書いていますが、全部無視してやりました。

ゴルフ場みたいな芝生にしたいわけじゃないし、ラフに管理できて土が舞わず,雑草が蔓延らせないのが目的なので種はただばら撒きました。そのあと水を撒いて,天候任せにしました。

種まきの後、実際の経過

気温15度程度でも発芽してくれるので3月の中旬から蒔き始めました。耕さず,目土なしなので発芽するか心配でしたが二週間ほどで発芽が始まり、雨のたびにその範囲は広がっていきました。

種を撒いて約四週間、4月中旬の様子です芽が出た後,分けつして少しづつ葉っぱの数が増えてきているのがわかります。タネだと最初はこういう状態なので地面が見えますし、まだ踏んだりすると枯れてしまいます。芝刈りもダメです。

👆の写真は種まきから六週間目です。草丈は5センチほどになり始めて芝刈りをしました。芝刈りをすると芝は横に広がるようになり、密度が高まります。

最初は3センチの設定で芝刈りをしましたが本当にちょっとしか刈れなくて,意味あるのか不安なほどでした。練習と思って刈ります!

2か月経って草丈は7センチくらいになりました。雑草と一緒に刈ってしまうので、チマチマ雑草取りをしていた時より楽です。それでもまだ土が見えているところが多いので梅雨前に種を追加して行っています。

芝の管理方法

今後実際の管理や芝の生育状況をレポートしていきますが、一般的な管理の方法についてまとめておきます。大変にするつもりはないので、あくまで一般論で,この通りやらないしやれないです。

水やり

芝生の水やりは土の表面が乾いたタイミングで行えば良いそうです。ただ四季によって気候が大きく異なるため、季節に合わせて水やりの頻度を変えるのが大切です。

春,秋は3日から4日に一度、夏は毎日,暑い時は夜に水やり、冬は寒地型は乾かない程度に水をやるとのこと。山梨に行くのは週末だけなので,絶対無理ですね。夏場は雨が少ないのでどれくらい保つか心配です。

水が出っぱなしになるのも困るのでスプリンクラーにも頼れません。あまり水を撒かずに、根を深くさせる方向で行きたいと思います。

芝刈り

2~3cm程度の高さになるよう定期的に芝刈りをします。これによって雑草も刈れますし芝が横に這って行って密度が高まります。頻度は5~6月、9~10月頃は月に1~2回。生長が早い7~8月頃は月に2~3回を目安だそうです。あまり間隔が開くと歯が分けつする成長点が上がってきて,成長点を刈ってしまう軸刈りになることがあります。そうなると復活に時間がかかります。また長く伸びると芝刈り機に巻き付いたり刈りにくくなるのでこまめに刈りたいですね。

ウチはそれなりに面積があるので一回でできない可能性もありちょこちょこやろうと思います。

除草

ちゃんと抜かないと雑草に芝生が負ける可能性もありますが全部はやりきれないので芝刈りを頑張る所存です。

サッチング・エアレーション

枯れた芝生の葉や、刈った後の葉っぱが落ちて、芝生の奥の方に溜まってしまったものをサッチと呼ぶそうです。湿度が上がって病気を引き起こしたりするので熊手で掻き出したりするそうです(サッチングというそうです)が、多分できない気がします。

エアレーションは根が詰まってきた時に地面に小さな穴を開けて空気を入れたり地面の柔らかさを回復させることのようですが、これもできない気がします。無しでどれだけ行けるかレポートにご期待ください。

肥料

栄養が足りなければ施肥は必要ですのでこれはやると思います。ただしあまりやりすぎると芝生が弱くなるのでスパルタで行こうと思います。

最後に芝生管理や種からの芝生育成に必要な道具たちをご紹介します。

芝生栽培・管理グッズおすすめ!

種は汎用性があり発芽率もいいこれがおすすめです。とりあえず一袋撒いてみて合わなかったら,別のを試すとか、柔軟にできるのも種の良いところだと思います。安いですしホームセンターにも売っています。

 

エアレーション用の靴につけるスパイクです。歩くだけでエアレーションができてしまう優れもの。僕の庭にはまだ不要ですが、早く使ってみたい一品です。きっと楽しいし子供も喜んでやってくれそうです。

芝刈り機はキンボシさんの手押し派です。広いので電源コードだと大変ですし、ガソリンタイプは面倒だなと思って手押しタイプにしましたが、腰で押せば結構楽に押せて、思った以上に疲れないです。土が詰まったりしますが、機構が単純なので修理ができます。あと刃が研げるので長く使えそうなところも気に入りました。

芝刈り機でキンボシさんにハマったのでサッチングのレーキにも期待です。レビューを見るとめちゃくちゃサッチが取れるらしく、さすが芝生に強いメーカーだけあるなと思います。期待大。

まとめ

芝生は種から育てると安上がりですし思ったより上手く行くので是非試してみてください。

今後は制約のある中でどれだけ工夫できるか、どこまで諦めたらうまく行くかなど,ズボラ芝生管理レポートをお伝えしていきます!

お楽しみに👍

この記事の続きは

【実体験】芝生の種を蒔いて3ヶ月目!芝生は雑草対策になるのか⁈手入れはどんな作業がある?

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