【初心者必見】キャンピングカー購入前に知っておきたいメリット・デメリットを徹底解説

【初心者必見】キャンピングカー購入前に知っておきたいメリット・デメリットを徹底解説
はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」でドライブを楽しんでます。思い切ってガレージハウスを建てることにしました。八ヶ岳・小淵沢の魅力や楽しみ方を発信します。

アウトドア好きなら一度は憧れを抱くであろうキャンピングカーでの旅。

「キャンピングカーいつかは欲しいけどメリットデメリットを知っておきたい!」

「値段や維持費ってどのくらいかかるんだろう?」

そんな疑問を徹底解説していきます。

意外と初耳!キャンピングカーの種類

代表的な二種類のキャンピングカーについて解説していきます。

キャンピングカーといえばキャブコン


キャンピングカーといえばこちらの姿を想像する方が多いと思います。

キャブオーバータイプ(エンジンが運転席の下にあってボンネットがない)の小型トラックに、専用の居室を架装したキャンピングカーのことをキャブオーバーコンバージョンといいます。

それを略して「キャブコン」といいます。

見た目も中身も、いわば「ザ・キャンピングカー」という感じですね。

近年人気急上昇のバンコン

一方で近年人気が出てきたバンタイプのキャンピングカーになります。

ハイエースやキャラバンをコンバージョンしていることから、略して「バンコン」と呼ばれています。

カスタマイズのしやすさなどから人気があります。

キャンピングカーに共通のメリット・デメリット


2種類のキャンピングカーに共通のメリット・デメリットを紹介しています。

メリット

①旅先での宿泊費を節約できる

キャンピングカーは車内で一通りの生活ができるため、旅先で宿を気にする必要がありません。

シャワー施設がないキャンピングカーだとしても、近場の温泉施設を利用すれば快適に旅を楽しむことができます。

また、キャンピングカーで旅をすれば、急な予定変更はもちろん、いつでも休憩ができるので自由気ままな旅を楽しめます。

周りの人や環境、場所を選ばず好きなように過ごせますから、小さな子どもやペットが一緒でも全く問題ありません。

②車内で快適な睡眠が可能

車内で快適な睡眠がとれるのは旅好きな人にとっては大変重要なことだと思います。

キャンピングカー睡眠スペースがしっかり確保され、なおかつ自宅のベットのような寝心地で寝ることが可能です。

デメリット

①維持費が高い

キャンピングカーほ普通の車と異なったつくりをしているため維持費が高くなります。

メンテナンス代やカスタマイズ代など、程度にもよりますが、かなりかかります。

またそのほかにも車検が普通車に比べ割高になっていることなど、維持費は高くついてしまいます。

②購入費用が高い

キャンピングカーは一般車両に比べて高額なものがほとんどです。

バンコンのような車格が同じであっても運転スペース以外は部屋同然のつくりになっているため、どうしても値段が割高になってしまいます。

キャブコンのメリット・デメリット


キャブコン特有のメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

①スペースが広く快適な旅ができる

キャブコンは運転席から後ろの部分が全部居住スペースとなっています。

主にトラックをベース車両としているので天井が十分に高く、しゃがまずに移動できるのも嬉しいポイントです。

収納スペースも多いので、大人数での宿泊や家族でのキャンプにはぴったりのキャンピングカーと言えます。

居住スペース、居住環境ともに優れたキャンピングカーとなっています。

②暑さ寒さに強い

大半のキャンピングカーがメインバッテリー以外に、居住区用のサブバッテリーを備えています。

そのため、エンジンをかけなくても照明・冷暖房などの機器が使用可能です。

また多くのキャブコンは断熱性が高いため一年を通して快適に過ごせる点が魅力です。

防音性も高いので、静かな環境で眠れるキャンピングカーといえます。

③寝る以外の装備も充実

渋滞や悪天候でも用が足せる車内トイレや料理や洗い物ができるキッチン、飲み物やお土産の保存ができる冷蔵庫を装備できるのも魅力です。

普通車にはない対面の椅子が備わっていたりと

まさに「住むことのできる車」といえます。

デメリット

①価格が高い

こちらは新車や中古、性能で大きく変化します。

キャブコンの新車の値段は1500万円ほどと、田舎に家が一棟立つくらいの値段になっています。

高いか安いかの判断は利用頻度などにもよります。

②街乗りには向いていない

キャブコンは普段乗りに全く向いていません。

大きなキャンピングカーで近所に買物となると、気軽にとはいかなかったり、高さ制限のある場合は駐車場探しで苦労することがあるからです。

また後ろに大きな荷物を積んでいるため、燃費が非常に悪いということも挙げられます。

また、いい意味でも悪い意味でもかなり目立ちます。

③メンテナンスが面倒

キャブコン内で生活するために必要なのは水回りのメンテナンスです。

排泄物の処理や定期的なタンクへの給水などを自らやらなければいけません。

また搭載されている家具やキッチンの修理なども必要になってきます。

特注の家具が多く、普通より値段が高いのも大きなデメリットです。

バンコンのメリット・デメリット


バンコンのメリットデメリットについて紹介していきます。

メリット

①普通車と同じような扱いで使用できる

バンコンはボディに大幅な装飾を施していません。

大きすぎないスクエア型のボディのため、狭い道でもスムーズに走行できます。

キャンピングカーの中でも運転のしやすさに長けています。

また、乗り心地と機動力が優れている点もバンコンならではの特徴です。

長距離の運転でも快適なので、キャンプやピクニックなど、普段使いでも問題なく使うことができます。

②価格を抑えられる

新車の価格は400万円~800万円が相場になっています。

普通車に比べ値段は張るものの、キャブコンよりも圧倒的に安い値段で購入可能です。

しかしながらカスタマイズに強いこだわりがある方ですと費用がどんどんかさみますので気を付けなければなりません。

自分の求める性能や、使い方を考え選ぶ必要があります。

③安全性が高い

バンコンはボディに大幅な装飾を施していません。

これはメーカーの安全基準に適合している証になっています。

そのため公道を安全に安心して走行することができます。

またほとんどの種類がボディの上部や側面に荷物を載せることができないため、過積載になる可能性や、タイヤが破裂してしまう「バースト」が起きる心配がありません。

キャブコンに比べ車高が低く、横風への耐性も抜群です。

デメリット

①車内空間が狭い

バンコンは、キャブコンに比べて車内空間が狭く設計されています。

車両の種類によっては居住スペースを十分に確保できないため、長期間の宿泊を前提としたアウトドアには適さない場合があります。

また車高も低いため背を屈めて過ごす必要がでてきます。

収納スペースなども少なく睡眠スペースが少し窮屈になる可能性があります。

②外気に影響される

バンコンのボディには、熱伝導率が高い鋼材や鉄材が使われています。

そのため外の気温の影響を受けやすく、夏は暑さを、そして冬は寒さを感じやすくなっています。

寝泊まりの際に冷暖房をつけるためにアイドリング状態にしているとバッテリーが上がりかねません。

予備のバッテリーなどの準備が必要になるかもしれません。

③理想とのギャップがある

バンコン購入者でよくあるのが購入前に思い描いていたキャンピングカーライフと実際の使用感にギャップがあるということです。

価格や手軽さからバンコンを購入し、実際に使用してみてやはり買うならキャブコンがよかったという人は少なくありません。

使用目的や頻度などをしっかりと吟味して後悔のない購入を行いましょう。

キャンピングカーの総まとめ


キャンピングカーを購入するためには、家族との相談や費用面での問題をクリアしたりと様々な工夫や努力が必要になってきます。

まさに人生の中でも大きな決断の一つになるかと思います。

しかしながら人生は一度きりしかありません。

自分がアウトドア好きならばそれを突き通してこそ、充実した人生が送れると考えます。

その楽しさを自分の家族や友人たちと共有できたら最高だと思います。

最後にキャンピングカーを購入するということはアウトドア好きにとってはかなりのステータスです。

メリットやデメリット、費用などを考慮したうえで自分に合ったキャンピングカーを見つけましょう。

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