カッコいいのになんで?愛すべき不人気車🚗5選

カッコいいのになんで?愛すべき不人気車🚗5選

あけましておめでとうございます。はっしーです。世の中にはカッコいいのに不人気で安い車があります。正直なんでかわからない!ちょっと整備が大変だったり、お金がかかったり、プロモーションに失敗したり色々要因があるのでしょうが、とにかく不人気な車は不人気。安く買えるんだからありがたい話です。不人気の定義は色々ありますが、僕的に欲しい不人気車をご紹介します。みなさんの琴線に触れる車があれば幸いです。

形先行メンテ大変部門

クーペフィアットです。フィアット社のクーペの決定版だから車種名に会社名入ってる気合の車です。フェラーリF355みたいに社名+車種名でいうとフィアットクーペフィアットとなるので頭痛が痛い的な重複感ですね。後にBMWのチーフデザイナーになるクリスバングルがデザインしただけあってケツのカチ上げ感がカッコいい👍クーペフィアットは1993年から2000年まで生産されました。4人乗りFFなので形だけの車のようですが、エンジンはラリーで活躍した初代ランチアデルタにも搭載されたランプレディユニットが搭載されています。ドッカンターボで当時のFF最高速を誇りました。FFなのでフロントが重くあまりコーナーは得意ではありません、とはいえドッカンターボは楽しいですよね。

デザイン、走りも素晴らしいですが、実用性もあります。4人乗れて、後席にはトランクスルーがついています。カッコいいし人も荷物も乗って楽しいなんて、なんで人気がないのでしょうか?要因は壊れるのとタイミングベルト交換がエンジンを下さないとダメでお金がかかるという情報が広まったからではないかと思います。

この時代特有のイタ車の内装ベタベタもありますし、難儀な車だと言われればその通りなのでしょう。でもタイミングベルト交換はエンジンを乗せたままでもできる方法が編み出されたそうですし、内装ベタベタは一回対策すれば終わりです。355 だってベタベタなんだから、気にしちゃいかんのです!車好きなら大丈夫なレベルだと思いますよ。すでにネオクラの領域の名車です。如何でしょうか?形先行というのは語弊ありまくりですが3200GTは形が好きすぎる車です。当時はギブリやクアトロポルテなど四角くてデトマソ傘下時代のビトゥルボの流れを汲む車ばっかりだったマセラティにおいて、フェラーリ傘下に入ってから初めて作られた車です。ギブリも渋いですが、当時は一気にキレイでカッコいい車に返信したと思ったのを覚えています。

リアのブーメラン型のライトがかっこいいですね。リアのふくらみがよくわかる様にCピラーがリアに向けて絞られていってます。もうかっこいい。2+2で狭いとはいえ4人乗れます。この後しばらくマセラティの顔となるナマズフェイスも愛嬌ありますね。1998年から2001年までの生産と期間は短いのですがその後、マセラティクーペ、グランスポーツと2007年のグランツーリズモまではこの路線が続きました。3200GTまではエンジンがマセラティ製でツインターボですそれ以降はフェラーリのv8エンジンのNAになります。ビトゥルボじゃなくなるのはちょっと寂しいですね。ミッションは6MTと4ATがありましたが6MTが楽しそう!めちゃくちゃ希少車なので6MTはお高めです。内装は革の王国。プラスチック少な目ですがここに問題が。プラスチックはベタベタになります。前席の裏側がひどい状態になるので触るのも躊躇するレベルです。ぜも一回直したらいいだけですがその辺が原因なのか、デトマソ時代のメンテ大変イメージが足を引っ張っているのか値下がりは凄くて、お得です。壊れますし、ネオクラだから電気系は修理にお金がかかります。それでもカッコいいし、フェラーリ傘下で品質が大幅改善しています。ギブリカップも一緒。安く買ってもそのあとお金かかりますが、こんなかっこいい車だったら許せますよ!

コンセプト通じなかった部門

フィアットムルティプラです。変な形してますね。ファミリー向けのバンです。ボンネットの上にさらに段があるのがいいですね。エンジンが低い所にあってバランス良さそう。窓がでかい。見晴らしがいい!横3人で2列シートなので6人乗りです。後席の後ろには広大なラゲッジルームがあります。実用性めちゃくちゃあって3人家族にぴったり!ハマった人にはよかったですが、新しいコンセプトが通じず大ヒットには至りませんでした。シューマッハも載ってたしイイ車だと思うのですけど。距離走った車ばかりなので今は手が出せてないですが、欲しい。

デザイン尖りすぎてた部門

初代のアウディTTです。今のシュッとしたTTではありません。初代限定。1998年から2006年まで生産されました。

最大の特徴はそのデザインです。アライグマみたいでかわいいですね。円をモチーフにしていてフロント、リア周りも円弧になっています。

内装も円モチーフに溢れています。外装に関してはやりすぎたらしく、高速域でリフトしてしまう欠陥があり、後ほどリアにウイングが追加されました。かわいい系の円デザインは2代目で思いっきり方向転換され、6角形モチーフのシュッとしたデザインに変わっていくのであんまりウケなかったんでしょうね。でもあのかわいいデザインは唯一無二です。人気ないから安いしこれはいくべきでは?

Z3クーペはオープン2シーターのZ3のクローズドボディ版なのですが、なぜかハッチバックにしてしまった一台です。オープンからもだいぶイメージが変わってしまったしイメージを別サイドに振りたかったんでしょうか?

オーバーフェンダーのお尻のインパクトは僕の大好物なのですが、シュッとしたセダンやクーペを作ってきたBMWにしてはもったりしていたのかもしれません、またクーペっていう名前じゃなくてハッチだったらホットハッチとしてもっと売れたかもしれません。小さなシューティングブレークの様で僕は大好きなのですが、希少車のわりに安価で不人気であったと思われます。Mクーペというより変態版もありますがこちらはすでに値上がりしている様です。カッコよさが広まってきたか?!

このほかフィアットバルケッタやMGFなどのオープン2シータ部門のや、ポルシェの911以外部門などもご紹介していきたいのですが長くなってきたので切ります。いずれも好きだけど人気がないかわいそうな車なのでその魅力を語り尽くしたいですが長くなってきたので分けます!後編もお楽しみに!

 

 

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