皆さんの中で、「キャンピングカーは高い」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、キャンピングカーは車種やオプションなどを見極めることで、お得に購入することが出来ます。
この記事では「キャンピングカーを安く購入するために必要な考え方、視点」や「比較的安いといわれるキャンピングカーの紹介」をしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
キャンピングカー購入でかかる費用を理解しよう
皆さんは、キャンピングカーを購入するにあたって最も費用がかかる部分をご存知でしょうか?
安く購入するなら、キャンピングカーに関する価格だけでなく、オプションや必要設備、車体などを深くリサーチする必要があります。
まずは、キャンピングカーが高くなってしまう理由を3つピックアップして解説します。
キャンピングカーが高い理由1:設備費用が高額
キャンピングカーが高くなってしまう大きな理由のひとつに、設備費用があげられます。
キャンピングカーは一般の自動車と比較して、独自に必要な設備がいくつかあります。
代表的なものが、サブバッテリーです。
自動車には、もともと「エンジンの始動」や「エンジン停止中のライト点灯」などに使うメインバッテリーが搭載されています。
これに対して、サブバッテリーとは、電化製品の利用などを目的に、後から車内に持ち込むバッテリーです。
主にサブバッテリーで動かせる装備は次の通りです。
- 冷蔵庫
- 換気扇
- 各所室内灯
- 電子レンジ
- 家庭用エアコン
- テレビ
- 水道
- FFヒーター
- スマホ充電や炊飯器、扇風機など
キャンピングカーではエンジン停止中にさまざまな電化製品を使うため、このサブバッテリーが必須です。
サブバッテリーは容量やインバーター(サブバッテリーに直流で貯めた電気を家庭用電気交流に変換する装置)などによって異なり、約10万円~100万円と幅広い相場となっています。
以上のように、キャンピングカーに必要な設備をそろえるため、費用がかかります。
キャンピングカーが高い理由2:任意保険が高額になる可能性がある
ところで、キャンピングカーと普通車の車体以外での大きな違いを知っていますか?
キャンピングカーと普通車の大きな違いは、
- 車体によって特殊用途自動車としての認定を受けられる
- 8ナンバーの取得ができる
- 普通車で加入するよりも自動車保険の金額が高額になる
など、条件や認定、そして保険の事情があるのです。
キャンピングカーは道路運送車両法により、特殊用途自動車という扱いになり、条件を満たすことにより8ナンバーの取得が可能ですが、普通車で保険に加入するよりも高額となることがあります。
車両保険の保険料は車両の金額に比例することから、普通車よりも車両価格が比較的高いキャンピングカーはその分、保険料が高くなるのです。
しかし、搭載している機器類や家具やオーニングなどの装備類や冷蔵庫や電子レンジなどの家電類なども保険対象になるため、メリットは非常にあると言えます。
バンコンやキャブコン、軽キャンバーなどの車種や契約する保険会社、プランによっても異なりますが、年間5~10万円とみておくのが良いでしょう。
キャンピングカーが高い理由3:手厚いケアによる出費
キャンピングカーを新車で購入するとなると、一から作り上げていくので、ビルダーとさまざまな相談を経ていくことになります。
そういった相談やコミュニケーションを経て、大きな信頼関係を築くことができるので、手厚いアフターケアも受けられる可能性もあるのです。お気に入りのキャンピングカーで、長く所持していきたい場合、キャンピングカービルダーの選定も必要です。
そうした充実のアフターケアを受けられる分、コストが発生してしまいます。
【安く購入するなら】中古のキャンピングカーがおすすめ
キャンピングカーを安く購入したい場合、中古で購入するほうがお得です。
新車で購入をする場合、オプションや車体そのものの価格が高いこともあり、自然と高額になってしまうのです。
中古で購入した場合はオプションや設備はそのまま、前の持ち主が使っていたものをメンテナンスをするだけで済みます。車種などにこだわる必要がない場合には、新しく買う必要がないのです。
中古のキャンピングカーについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご覧ください!
新車のキャンピングカーと中古のキャンピングカーを比較!
中古で購入する方がお得だということは既述にもある通りですが、実際に購入するとなったときに新車で買うか中古で買うかどういった視点で選べばよいのかがわからないと難しいものです。
ここからは、新車で買うか、中古で買うかどちらが良いのかの購入基準を解説します。
新車で購入するなら:オプションの購入が必要
新車でキャンピングカーを購入するなら、車体の購入の他に、設備やオプションを購入する必要があります。
オプションは車体を購入するだけではついてきません。どんなオプションが必要かを選びつつ、カスタマイズをしていくのです。
どういったキャンピングカーに乗りたいですか?あなた自身の希望から、設備をチョイスしていきましょう。
新車で購入するなら:最新装備で最新車両に乗ることもできる
車両や関連する技術進歩は著しく、車両の耐久性から走行性能、居住性、機能性は日々進化しています。
最先端の技術を装備した車両に乗りたいというときは、最新のキャンピングカーがおすすめです。
そして、最新装備でありつつも自分好みのキャンピングカーを作ることができるのも、新車で購入する大きなメリットです。動く家でもあるキャンピングカーを車種やビルダーによって自分好みに設計をしたい方は新車で購入しましょう。
中古で購入するなら:最低限のメンテナンスのみ
中古で購入すると得られる大きなメリットは最低限のメンテナンスのみというところです。
中古でキャンピングカーを購入すると、前のオーナー(所持者)がこだわりぬいた装備をしているので、車体によっては購入金額以上にお得に装備されている可能性があるので、最低限のメンテナンスで済むこともあります。
中古で購入するなら:すぐ購入&利用が可能!
中古で購入をする場合は、納車などの手続きがありません。そのため、気に入った車があった場合は所定の手続きを行うことにより、すぐ購入し、すぐキャンピングカーのオーナーになれるのです。
また、車両によっては生産終了の車や少し前のモデルなども購入できるので、新車では見られないプレミア感から選ぶこともできます。
オプション購入を視野に入れずに中古車の中から趣味嗜好が合うキャンピングカーを選べることは、中古でキャンピングカーを購入する大きなメリットのひとつといえます。
【安いキャンピングカー】車種ごとピックアップ!【200万程度】
中古新車問わず、安いキャンピングカーがあれば知りたいものですよね。
今回は中でも200万円ほどで購入できるキャンピングカーを3台ピックアップしました。参考にしてみて下さいね。
新車で買うならハイエースの安さはピカイチ
新車でキャンピングカーを購入するなら、ハイエースの安さはピカイチといえます。
2004年から生産されているハイエースのキャンピングカーは平均から400万円になり、中古だと最安価格は70万円前後になります。破格です。
中古であれば、年収が400万円前後の方でも購入できるほどキャンピングカーの中ではハードルの低いキャンピングカーなのです。
ハイエースでのオプション装備にはどんなものがあるのかは知っておきたいところですよね。主に価格は次の通りです。
基本電源 ユニット |
DC12VやAC100V 供給も可能 |
385,000円 |
---|---|---|
冷凍・冷蔵庫 | 18L冷凍 冷蔵庫 |
110,000円 |
外部給電 システム |
電気の供給から サブバッテリーの充電 |
110,000円 |
バックボード | カップホルダー×3 USB アクセサリー電源 |
62,700円 |
シンク シャワータンク |
上水20L 汚水20Lタンク |
110,000円 |
新車でもお得ですが、中古で購入するとこれらのオプションがついてくることも少なくないので、まずは一度リサーチしてみませんか?
アメリカチックなキャンピングカー「ルートライダー」
キャンピングカーといえばアメリカンチックなキャンピングカーが欲しい!と考えている方は、特にお得に購入できるルートライダーがおすすめです。
キャンピングカーというより車中泊ができる車というスタンスですが、かっこよくおしゃれに乗りたいという方には、まず検討してみて欲しい車種のひとつ。実は展示車両は約300万円です。
ルートライダーを制作できる株式会社ブローでは、キャンピングカーなどのカスタム改造を請け負っています。下記のHPからカスタマイズ事例があるのでぜひご覧ください!
- 自分好みでカスタマイズしたい!
- 個性的なカスタムでキャンプを楽しみたい!
というときにはブローに依頼をしてみて下さい。
快適さを求めるならキャブコン「アミティ」
快適なキャンピングカーに乗りたいという方は、キャブコンがおすすめです。
中でも今回はアミティと呼ばれるキャンピングカーを紹介します。
アミティは、まさにキャンピングカーと言われるタイプで、車内は広々としている車種です。
- 空間利用を最大限に味わえるようなアミティ
- 多目的に活用できるマルチルームを搭載したアミティLX
- 空間を広く活用しみんなで囲めるダイネットも搭載しているアミティLE
- 大人2人でもくつろげる大型のベッドや、巨大な収納も兼ね備えたアミティSPEND
など、選べるタイプは4通りです。
また、インテリアも下記の3パターンから選ぶことができます。
①春・秋を彷彿とさせる橙香(touka)シリーズ
②明るい”夏”をイメージした朱夏(Shuka)シリーズ
③落ち着いた”冬”がモチーフの銀花(Ginka)シリーズ
吸排気機能付きマックスファンなどのオプションも含めて価格は、アミティでおよそ440万円からです。
ちなみにキャブコンは中古でも450万円からとなり、600万円から800万円が相場となります。
つまり新車でケアを受けながら400万円程度でキャブコンを購入できることを考えると、比較的安いと言えますよね。もしキャンピングカーを第2の家を検討しているのなら、新車でキャブコンを購入するのも良いでしょう。
まとめ
キャンピングカーを安く購入するとなると、やはり真っ先に思い浮かぶことは中古で購入し、オプション購入費用を節約するということです。
中古車で購入すれば、その分安く購入できるだけでなく、その場で購入してすぐにキャンピングカーのオーナーにもなれるので、楽しみが倍増しますが、注意点として、キャンピングカーを中古で購入する店舗が修理をしてくれない可能性も少なくありません。
つまり購入店舗選びに細心の注意を払わなくてはならないのです。
もし今キャンピングカーが欲しいのであれば、新車で欲しいのか中古車で欲しいのかをよく見極めて、キャンピングカーのオプションから購入店舗を検討してみましょう。
きっと信頼関係を築けるようなキャンピングカービルダーに出会えますよ!