車で音楽や映像が楽しめるカーオーディオですが、たくさんの種類が販売されていることから自分に合うものが何か分からない方も多いと思います。
そこでこの記事では、「カーオーディオの種類」や「選び方のポイント」を解説していきます。
また実際におすすめのカーオーディオも8つ紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
こちらの記事でカースピーカーについて詳しく解説しています。
カーオーディオの種類
カーオーディオには大きく分けて以下の二つの種類があります。
- 1DINタイプ
- 2DINタイプ
それぞれの違いや、どんな人に向いているかを解説します。
①1DINタイプ
1DINや2DINで使われている「DIN」ですが、これはカーオーディオやカーナビを置くスペースの規格を意味します。
Deutsch Industrie Normが正式名称でDINがその略です。
1DINは縦50mmx横178mm、2DINは縦100mmx横178mmです。横幅は変わらず高さが異なるということですね。
そんな1DINタイプのカーオーディオは、CD・DVDプレーヤーなどを搭載し、音楽の再生に特化しており、モニターが無いのが特徴です。
リーズナブルな商品が多いところも魅力です。
こちらの1DINは音楽の再生だけで十分という方におすすめです。
②2DINタイプ
2DINのカーオーディオは、モニターを搭載したモデルが多いのが特徴です。DVDやUSBデバイスに収録された映像を楽しめるのがメリットです。
友人や子供などを連れて、頻繁にドライブをする方にもおすすめです。
カーオーディオの選び方!
ここではカーオーディオを選ぶ上でのポイントを3つ紹介していきます。
①Bluetoothのバージョンに着目しよう!
Bluetoothは1999年のVer1.0以来、徐々にアップデートを重ねており、現在Ver5.0まで種類があります。サクサクと快適に音楽を聴きたい方は最新の「Ver5.0」を選ぶのがおすすめです。目安としてVer5.0はVer4.0と比較して、2倍のデータ通信速度を持っています。
また速度に加えて、スマホやタブレットに繋いだ際に、バッテリーの持ちも向上しています。
②Bluetooth以外の対応メディアを確認しよう!
Bluetooth以外でも使用する予定がある方は、その他の対応メディアも、購入前にきちんと確認しておきましょう。
CDでよく音楽を聴く方はCDプレーヤーが付いてるオーディオを選びましょう。また再生できるCDの種類も確認しておきましょう。音楽CDだけでなく、CD-RやCD-RWなどに対応しているモデルの場合、パソコンで作成したオリジナルの音源を再生できたりするメリットもあります。
USBメモリーやポータブルHDDを接続する、USBポートを備えているかも合わせてチェックしておきましょう。
③ハイレゾ対応かチェックしょう!
音質にもこだわりたい方は、「ハイレゾ音源対応」製品を選ぶようにしましょう。
ハイレゾはCD音源の約6.5倍のデータ量を持つことができ、デジタル化した原音をより細かくデジタル化し保存しているので、CD以上の高音質サウンドを楽しめるのが魅力です。
おすすめのカーオーディオ8選!
いよいよここからは、おすすめのカーオーディオを1DINと2DINの2つのタイプに分けて、合計8つ紹介していきます。
シンプルな1DINタイプのおすすめオーディオ3選!
①スマホとリンク!カロッツェリア(パイオニア) カーオーディオ
はじめに紹介するのは昭和35年創業の電気機器メーカー「パイオニア株式会社」が販売するカロッツェリアです。
こちらの製品の特徴は、スマートフォンを縦と横どちらでもオーディオに取り付けられることです。
スマートフォンをモニターのようにすることにより、1DINながら、まるで2DINのような使い方ができるのが魅力です。
「スマートフォンリンク」という機能が搭載されており、専用アプリをインストールすることでiPhoneやスマートフォンにインストールしたカーナビや音楽、メッセージのアプリや電話の受発信、音声認識などの機能も車載器の操作ボタンで快適に操作させることができます。
これにより、Googleマップを一発で起動させることができるため、カーナビが搭載されていない車でも、カーナビの代替品として活躍しそうですね。
またUSBやiPhoneの接続に対応したフロントUSB入力端子も装備されている点も嬉しいポイントです。
ハイレゾ音源対応 | ○ |
---|---|
対応メディア | Bluetooth/USB |
②大型ディスプレイ付き!ALPINE(アルパイン)
続いて紹介するこちらは、まるで2DINのような、9インチ大画面ディスプレイを搭載したBluetooth対応カーオーディオです。
1DINスペースにセットでき、幅広い車種に対応しています。また角度を-20~45°の範囲で調節できるのも嬉しいポイントです。
こちらのALPINEはマップや音楽、通話、メッセージなど様々なアプリと連携させ、その画面を大型のディスプレイに映し出すことができたり、目的地設定の音声入力にも対応している為、普段スマホナビを使用している方にはとてもおすすめです。
ハイレゾ音源対応 | ○ |
---|---|
対応メディア | Bluetooth/USB |
③操作性抜群!カロッツェリア DMH-SF700
1DINタイプ、最後に紹介するのは、1つ目に紹介したパイオニア株式会社が販売する「カロッツェリア DMH-SF700」です。
こちらも9型の大型ディスプレイが搭載されており、操作性に優れているほか、大迫力の映像を楽しむことも出来ます。
DVDやCDプレーヤーを内蔵していない為、すべてスマートフォンと連携させる必要があります。
さらに専用アプリ「CarAVAssist」をインストールし、お気に入りのWebサイトをブックマークしておけば、YouTubeなどの無料動画配信サービスをディスプレイ上で高画質・高音質で再生することができます。
ハイレゾ音源再生に対応しているのはもちろん、ハイレゾ音源をBluetoothで楽しめる「LDAC」にも対応している為、好きな音楽を手軽に高音質で聴くことが可能です。
またAIアシスタント「Amazon Alexa」も搭載されています。「アレクサ」と話しかけるだけで、天気やニュース、多様なメディアの音楽やラジオを聴けるほか、スポット検索なども行えるのはとても魅力的ですね。
ハイレゾ音源対応 | ○ |
---|---|
対応メディア | Bluetooth/USB/HDMI |
高品質な2DINタイプのおすすめオーディオ4選!
①スマートなデザインが魅力!カロッツェリア 2DIN
2DINタイプ、1つ目に紹介するのは、スマートなデザイン設計の「カロッツェリア」です。
スマホとカーオーディオがリンクする「スマートフォンリンク」機能が搭載されており、専用アプリ「Pioneer Smart Sync」をインストールすると、ユニット側からスマホの操作が可能になります。
大きく操作しやすい「ハードキー」により、アプリをダイレクトに起動できたり、メッセージを読み上げるロータリーキーをはじめ、ナビキーや電話キーが操作しやすい位置に配置されてたり、使いやすさを重視して作られていることがわかります。
またオーディオで再生される音楽を、きめ細かく音響調整できる「13バンドグラフィックイコライザー」が搭載されている為、自分好みの音にすることができるのも魅力です。
さらに付属のリモコンも付いており、後部座席にいる人でも音楽の再生やスキップができるのも嬉しい機能ですね。
ハイレゾ音源対応 | ○ |
---|---|
対応メディア | CD/USB/Bluetooth |
②スマホと完全連携!カロッツェリア AppleCarPlay AndroidAuto対応
続いて紹介するのは、様々なメディアやフォーマットに対応しているBluetooth対応カーオーディオ「カロッツェリア」です。
CD・DVDプレーヤーが搭載されており、DVD-R/RWの再生も可能です。自宅で録画した番組を視聴できことから、ロングドライブの休憩中にまとめて見たい方におすすめです。
また「Apple CarPlay」と「Android Auto」の両アプリに対応している為、車載のタッチ式コントロールパネルを使ったり、あるいはSiriを通じて音声操作したりして、音楽再生、経路案内、通話やメッセージ確認を手軽にすることができます。
ハイレゾ音源対応 | ○ |
---|---|
対応メディア | Bluetooth/USB/CD/DVD/ポータブルHDD |
③鮮やかな映像が魅力!ケンウッド DDX4190BT
最後に紹介するこちらは、Amazon Alexa搭載のBluetooth対応カーオーディオ「ケンウッド DDX4190BT」です。
「アレクサ」と話しかけるだけで音楽を流したりニュースを聞いたり、天気予報を確認したり、手が離せない運転中に快適なドライブをサポートしてくれるオーディオとなっています。
また高音質マイクが付属しており、クリアな音声でハンズフリー通話できるのも魅力です。
美しいモニターを活かして、DVDで映画を楽しみたい方にもおすすめです。
ハイレゾ音源対応 | × |
---|---|
対応メディア | DVD/CD/USB/Bluetooth |
まとめ
ここまでおすすめのカーオーディオや選び方のポイントを見ていきました。
オーディオによって、様々な強みがあることが分かっていただけたと思います。
これからカーオーディオを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。