ネオクラシック、旧車、クラシックカー一番お金がかかるのは何?絶対ネオクラシックカーが高くつきます!

ネオクラシック、旧車、クラシックカー一番お金がかかるのは何?絶対ネオクラシックカーが高くつきます!

こんばんは。はっしーです。新車や数年落ちの中古車は速いし機能的だし安全ですがネオクラシックカーや旧車、クラシックカーもカッコいいですよね。でも実際に購入するとなると、どれくらいお金がかかるか不安な方もいるのではないでしょうか?僕は古い車が好きで持っているので実例を交えつつどれが安いのか僕の実感をお伝えします!

ネオクラシックカー、旧車、クラシックカーとは

正直漏れなくダブりなく定義された言葉ではないので、綺麗な整理はできません。クラシックカーはクラシックカーラリーに出られる60年代までに生産された車です。こんなのやこんなのです。クラシックカーと呼んでいい形してますね。ただし1940年代以前の戦前車は維持費が異次元なので50年代-60年代のクラシックカーについて書いていきます。次はネオクラシックカーを考えて見ます。スカイラインがイメージしやすいかもしれません。R34からR30まではネオクラシックカーです。ここまではネオクラ。1990年代ー80代に生産された車をネオクラシックカーと呼びましょう。その前世代のC210はというとネオクラとは呼びにくいですよね。ただクラシックカーかというと違いますね。70年代が難しいのです。ヤングタイマーという言い方もあるのですが、あまり馴染みがなく微妙。呼び方の谷間なんです。C210やC110を考えると呼び名としては旧車が相応しい!ということで70年代の生産された車をこの記事では旧車と呼ぶことにします。

比較すべき値段って何?

自動車税など税金は製造から13年経った車から値上げされたりしますがネオクラですら20年以上経っているので、税金は比較しても違いはありません。また保険、駐車場なども年式は関係ありません。ガソリンもそうです。比較すべきは部品代と工賃・整備費です。

クラシックカーの維持

50年代ー60年代のクラシックカーはキャブ車ですし、重ステ、エアコンレスでパワーウインドウもありませんので電装品がほとんどありません。機械ものしかないので壊れても修理ができます。ただし様々な調整が必要です。センサーいっぱいで電子制御バリバリの車であれば空気の濃度やら温度やらを測りながら適切にエンジンやミッション、サスペンションをリアルタイムで調整しながら走ってくれますが、60年代の車はそんなことはできないので季節や、使用シーンに合わせてキャブや点火タイミングなどを調整してあげる必要があります。もちろんDIYでやることもある程度できます。部品交換や消耗品は車種によります。Ferrariやベンツの様に古い部品でもずっと作り続けてくれるメーカーがある一方でもう存在しないメーカーや戦前車などであれば部品の供給がほぼない場合もあり部品代が高騰している場合もあります。

とはいえ、そもそもクラシックカーは構成している部品が少ないのです。エンジンルームがスカスカです!ターボもないし、センサーやら電子部品も少ない。したがって交換しなければいけない部品はネオクラシックカーなどより少ないのです!そこはクラシックカーのメリットです。

👍電装品がほぼなく部品点数が少ない

👍部品交換ではなく修理ができる

⤵️調整の頻度が多い(👍DIYもできる)

⤵️部品代が高騰している場合や手の入らず自作を迫られる場合も

 

旧車の維持

旧車は70年代の車としましたがまだ重ステでキャブが主流です要は電装品が少ないです。とはいえこの頃からエアコンやパワーウインドウなどが装備され始めモーターなどが増えてきます。パワーウインドウのアクチュエーターなど定期的に壊れるけど壊れると即交換で且つ高くつく部品もあり、なかなかお金がかってきます。とはいえ機関はシンプルでクラシックカー同様に修理で直せます。一方でターボ車も出てきて、排熱量が増えてくるとゴムなど樹脂パーツの劣化が早まるなど、整備と調整に一定のお金はかかってきます。部品は一部の車は供給が少ないケースはあるものの、アルファロメオのジュリアなど人気車種であれば部品の心配がない車も。快適性と性能が上がってきたものの、壊れたらお金がかかる

👍電装品が増えてくるもののまだ部品点数が少なめ

👍部品供給がクラシックカーよりマシ。すごくいい車も

⤵️調整の頻度が高い(👍DIYもできる)

⤵️定期的に壊れがち且つ値が張る部品も

⤵️出力増で部品寿命低下などお金かかりがち

ネオクラシックカーの維持

80年代、90年代に生産されたネオクラシックカーはパワステ、パワーウインドウ、が標準装備になり始め、80年代はデジタルメーターが流行りましたし電装部品が増え始めます。ツインターボやスーパーチャージャーなど高出力化が図られていきます。センサーがたくさん搭載され調整なしに様々な環境に対応できるようになってきました。ある程度ほっといても大丈夫🙆‍♂️

80年代末期ではABSやエアバックも標準装備化されてきます。また90年代の末にはATにパドルシフトが追加されたり、2ペダルMT、フェラーリのF1マチックなど複雑な機構が増えてきます。オープンカーの幌が自動になったのもこの時代ですが、壊れるとガッツリお金がかかります。。ハイブリッド車が出てくるのもこの時代ですね。その他イモビライザー、リモコンのドアロックなど電子部品がてんこ盛りになってきます。その結果ワイヤーハーネスが車の中を這い回りエンジンルームはギチギチになってきて整備性は下がってきます。ギブリカップはラジエーターの部品交換をしようとするとバンパー外さないといけないので工賃込みで25万ほどかかりました。ギチギチの弊害が現れてきます。部品についても注意が必要です。電子部品を作っていた会社が倒産し供給がなくなっている部品が結構あります。90年代後半のアルファロメオなど部品の入手にこまる車種も出始めています。工作精度が上がって品質が高まった時期ではありますが、生産から20年以上経過し色々壊れてくるタイミングです。サードパーティの部品供給などが進めば改善しますが、今が一番辛い時期かもしれません。趣味車として注目されてきたので改善されてくると期待したいです!

 

👍工作精度が上がって故障が減少

👍調整は減って乗りっぱなしでもある程度走るように

⤵️部品点数が増えてエンジンルームがギチギチで部品交換や整備の工賃が上がる

⤵️手に入らない部品も出てきている

まとめ

ネオクラシックカーは正直なところクラシックカーよりお金がかかります。壊れる頻度はクラシックカーの方が多いですが、一回壊れた時のお金のかかり方はギブリカップ、F355の方が高いです。ネオクラでは距離を走らない様にしているので、そこまでお金がかかる故障には至ってませんが、怖くて距離は走れません。クラシックカーの方が気にせず走れます。まあ戦前車の様に一回乗ったら要調整の車は気軽に乗れませんが50年代、60年代が一番気楽に楽しめると思います。。旧車はまだお金がかかるシーンに出会っていないものの、部品供給が怖いので、部品を色々買いだめしてあります。

僕の感覚でお金のかかり方は

戦前車>ネオクラ>旧車>クラシックカー

じゃないかと思います。車種によってもちろん変わります。ちなみに車両価格は

戦前車>クラシックカー>旧車>ネオクラ

です。以上クラシックカーは意外に安く維持できるよというお話でした!

 

 

 

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