ログハウスで平屋を建てる! 価格や二階建てとの違いを紹介

ログハウスで平屋を建てる! 価格や二階建てとの違いを紹介
はっしー
ガレージライフ運営者の「はっしー」です。週末は「八ヶ岳」でドライブを楽しんでます。思い切ってガレージハウスを建てることにしました。八ヶ岳・小淵沢の魅力や楽しみ方を発信します。

「ログハウスで平屋を建てるメリットとデメリットを知りたい」

「ログハウスの木のぬくもりのなかでおしゃれに暮らしたい」

「平屋は費用も安くバリアフリーって聞いたけど本当だろうか」

ログハウスを平屋で建てることを検討する際、このような要望や疑問を持たれている方が多いようです。住宅はとても大きな買い物です。じっくり検討したいと考えるのは当然でしょう。

この記事では、ログハウスを平屋で建てたときのメリット・デメリットや、費用を大幅に抑えることができるログハウスキットについても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ログハウスの魅力!人気の秘密とは

ログハウスの魅力!人気の秘密とは
画像引用元:photoAC
ログハウスの魅力は、自然の森のなかで生長した樹木を、できる限り無垢の状態で使用していることにあります。

無垢の樹木の香りや肌ざわりは、私たちを心地よくしてくれます。森の木々に、緊張や怒り、疲労や混乱などのストレスを改善するセラピー効果があることは科学的に証明されています。

フィトンチッド(揮発性芳香物質)による精神安定や解放感、ストレス解消は特に有名です。

ですから、無垢な木々でつくられたログハウスは、森のなかで暮らしているような落ち着いた気持ちになれるのです。

ただ、直径30㎝を超えるような丸太をそのまま皮むきして積み上げたものだけがログハウスではありません。住宅地にあっても、周囲の景色に溶け込むことができるログハウスが一般的になりつつあります。

現在のログハウスは、家族の心を和ませてくれる家であり、コスパが良く、暮らしやすい住宅でもあるのです。

平屋と2階建ての生活における違い

平屋と2階建ての生活における違い
画像引用元:photoAC
平屋とは、ワンフロアにすべての部屋が集約されている1階建ての家のことをいいます。

2階部分を考慮する必要がないので、柔軟な設計の家づくりができます。さらに上階がないということで、構造的に安定感があり、台風や地震に強い住宅となるのです。

天井を高めにして開放感を演出したり、自然光を取り入れたりできます。ロフトを造ることも大きな照明を取り付けるのも容易にできるのです。

また、上階がないということは、人に優しく効率的でもあります。荷物や洗濯物を上階に運ぶ面倒も、高齢者の方が階段を上り降りする必要もありません。

一つのフロアーに家族全員がそろっているという安心感も重要なメリットです。お互い声をかけやすくなり、家族の一体感も強まります。何か不測の事態が発生したときにも素早い対応が可能になるでしょう。

ログハウスの平屋に人気が集まる理由

ログハウスの平屋に人気が集まる第一の理由は、ローコストだからです。平屋は間取りがシンプルになり建築費用が抑えられますし、メンテナンスに関わる費用も軽減されます。

2階建ては平屋に比べると施工面積が大きくなり費用がかさみます。それに伴って、メンテナンス費用もアップします。1度のメンテナンス費用の差はわずかでも、長期的に考えると大きな差となるでしょう。

また、2階部分の修繕は高所での作業になり、高規格な足場を組まなければならないというデメリットもあります。

ログハウスの平屋の人気が高まっているのは、無垢材の効果で心身のリスクを軽減できると同時に、ローコストでメンテナンスが割安だからなのです。

ログハウスのメリット・デメリットをわかりやすく説明

ログハウスのメリット・デメリット
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無垢な木材を多用して、森の中で暮らすような快適さを持っているログハウスには、それゆえのメリット・デメリットがあります。順に解説しますので、メリットとデメリットをしっかり把握しましょう。

ログハウスのメリット

木材は、呼吸する材料と言われるほど、高い調湿性と断熱性を兼ね備えています。

木材には、湿度が高いときには湿気を吸い、湿気が低いときには吐き出す調湿効果があり、室内が極端に乾燥したり湿度が高くなったりすることがありません。

ログハウスには梅雨時期の不快感がないというのは、木材の高い調湿性のおかげなのです。

木材には断熱性もあります。木は細長いチューブ状の細胞が無数に束ねられた構造をしていて、たくさんの空気を含んでいるため、木そのものが空気の厚い壁となって外部の熱を遮断する働きがあります。

また、木材は燃えやすいというイメージがありますが、実は太い木材は燃えにくいのです。ニュースなどの火災現場の映像で、柱や梁は燃えずに残っているのを見た記憶があるでしょう。

太い木材は燃えると表面に炭化した膜が形成され、内部まで燃えにくくなるのです。一般住宅よりも太い木材を積み重ねて使うログハウスは、耐火性も高い住宅なのです。

ログハウスの一番のメリットは、家の中にいるだけでリラックスできる点です。前述のフィトンチッドによるセラピー効果はもちろん、木目や節目を眺めるだけでも自然を感じられて癒されます。

木造建築は、日本だけでなく世界中の緑豊かな国で親しまれ、生活の基盤となってきました。その理由は、厳しい自然のなかで生長してきた木が持っている強さと、環境に適応するしなやかさでしょう。

ログハウスは、木の強さとしなやかさを肌で感じることができる家なのです。

ログハウスのデメリット

ログハウスには以下のような特徴があり、定期的なメンテナンスが必要です。

  • セトリング現象が起きる
  • 屋根や壁のすき間からの雨漏り
  • 外壁塗装の塗替えスパンが短い

セトリングとは、乾燥による木材の収縮や木材の自重でログの壁が下がってくる現象です。取り付けられている部材や金具の微調整が必要になってきます。

最初の1~3年で8割程度が終了し、その後は時間をかけてゆっくり下がっていくとされています。

ログハウスは気密性が緩和されている分、雨漏りが起きやすくなっています。こまめなコーキングや補修が欠かせません。

外壁の塗装の塗替えや補修は、一般住宅では10年に一度程度ですが、ログハウスの場合は3~4年に一度は必要になります。

ログハウスは「育てる家」と表現されることがあります。手間はかかりますが、その分愛着は深まるでしょう。

ログハウスキットならお得にログハウスを建てられる

ログハウスキットとは、建物まるごとのログハウスの材料をセットにしたものです。屋根材や壁材、床材からはじまって、細かな木材パーツやクギ、金物まで揃っています。

ログハウスメーカーが高品質で低価格を売りに、このキットさえあればログハウスを1軒建てることができるようにパッケージ化されています。

平屋ログハウスキットの特徴

平屋ログハウスキットは、住宅や別荘、店舗などから、4~10坪程度のミニログと呼ばれるものまで種類は多彩で、価格もデザインも豊富に揃っています。

ミニログハウスなら、価格もお手頃なので、敷地内にキャビンやガレージとして設置できるでしょう。20坪前後の大きさが中心の店舗用は、温かみのある個性的なお店を安価に建てることができます。

DIYがお好きで、腕に自信と時間のある方は、セルフビルドにチャレンジできます。キットだけを購入して、建てるのは施工業者に依頼するという方も多いです。

設計事務所や施工業者に、平屋ログハウスのデザインや色を相談しながら決めていく作業は時間がかかり、同時に費用がかさみます。決まってからは、材料の手配から加工までさらに時間が必要です。

平屋ログハウスキットなら、時間や費用を大幅に短縮できます。また、施工を業者に依頼するとしても、大きな工務店や建築会社である必要はないでしょう。大手の会社は経費が高くつくこともあるからです。

これが、高品質な材料なのに低価格でログハウスが建てられる、平屋ログハウスキットの特徴です。

80万円でできる!?ログハウスキット

ここでは、評価が高いセルフビルドキットのM-021コスカ-Aを紹介します。価格はすべて税込です。
80万円のログハウスキット
画像引用元:bigbox

  • 床面積|9.57㎡(2.89坪)
  • ベランダ面積|2.90㎡(0,87坪)
  • 総面積|12.47㎡(3.77坪)

通常キット価格798,000円となっています。格安平屋ログハウスキットの一番人気です。サイズはミニログですが、材料は厳選された北欧産レッドパイン材を使用した本格派です。

標準の屋根材は含まれていますが、オプション品として、個性的でおしゃれなオンデュビラ屋根材が118,000円で準備されています。

敷地内に、もう一つの小部屋として、アイデア次第でさまざまな用途で活用できるでしょう。このサイズ感でありながら、大きく張り出した軒や手すり付きのベランダのあることが魅力となっています。

別売りログキットをプラスすれば、バスとトイレも付けられる優れものです。

300万円のおしゃれなログハウスキット

続いて、メーカーが施工にも関与してくれるログハウスキット、RX-S-36を紹介します。
300万のログハウスキット
画像引用元:saelahomes

  • 床面積|36.0㎡
  • デッキ面積|4.60㎡
  • 総面積|40.60㎡(10.89坪)

キット価格は2,981,000円です。基礎工事などの難しいとされる部分に関して、メーカーが施工者を助けてくれるコラボ施工で建てた場合、施工費込みで9,350,000円となっています。

10坪以上のおしゃれなログハウスを、キットで298万円、施工費込みでも935万円で建てられるのは格安といえます。

また、お客様の要望や現場の状況に合わせて、柔軟に設計図面を変更してくれるというのも大きな特徴です。このサイズのログハウスを、イージーオーダーで、1,000万円を切る価格で建てられるのは非常に魅力的といえるでしょう。

まとめ

この記事ではログハウスの2階建てと平屋の違いや、メリット・デメリットをご紹介しました。

平屋はローコストなだけでなく、2階がないことから柔軟な設計ができます。

ログハウスキットを使えば80万円から建てることができますので、この機会にあなただけのログハウスを建てることを検討してみてはいかがでしょうか。

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