コロナウイルスの蔓延によって、リモートワークが普及しどこでも働けるようになり、地方移住や2拠点生活を検討されている方も多いのではないでしょうか。
全国的にも人気な移住先である山梨に移住すれば、平日は仕事、休日は自然を感じられるような場所にドライブ、とった豊かな田舎暮らしができます。
今回はそんな山梨の移住について紹介していきます。
山梨移住のおすすめポイントや支援金、就業サポートなどについても解説していくので、移住を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
また、八ヶ岳への移住を検討中の方は、こちらの記事もチェックしてみてください!
山梨が人気の移住先ランキング全国2位
ふるさと回帰支援センターが発表した窓口相談者が選んだ「2020年移住希望地ランキング」で、山梨県は全国2位に選ばれました。
都市住民への移住支援を行っている認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの相談窓口に、新型コロナウイルスの流行が原因で、移住の相談が増えました。
リモートワーク中心で仕事をしている場合、甲府などは90分で新宿駅までアクセスできるので、大きく生活を変更させずとも地方生活が出来るなどの理由で、山梨移住を希望する人が多くなっています。
首都圏へのアクセスも良く、自然に囲まれた暮らしができるなどの魅力が、山梨県が2位に選ばれるほどの人気の要因です。
山梨は移住のサポートが手厚い
移住をする際は、大きく環境が変わるので、どうしてもたくさんの不安が伴いますよね。
移住先ランキング2位の山梨県は、市ごとや自治体ごとに様々な移住支援制度を導入しています。移住をしやすい環境が整っているのが、山梨県が人気な理由のひとつです。
移住支援金や相談窓口、就業支援なども充実しており、移住を希望する人が安心して移住できる環境が用意されています。
ここでは、サポートが手厚い山梨の移住支援制度をいくつか紹介していきます。
山梨移住を検討されている方は、移住支援を活用することで、スムーズに移住の手続きができるので、ぜひ参考にしてみてください。
移住相談窓口がある
山梨県への移住希望者が気軽に相談できるように山梨県だけでなく、東京都と大阪府にも移住相談窓口があります。
移住に関する情報提供をして、移住のミスマッチを減らしたり、移住のイメージを膨らましたりするために、移住に興味関心がある人が相談窓口を活用しています。
新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの相談を受け入れられるよう、電話やメール、WEB相談の受付を強化しました。
東京や大阪以外にお住まいで、お近くに窓口がない方でも、オンラインでも気軽に相談できるので、ぜひ利用してみてください。
山梨での暮らしに興味がある方は、住宅や生活、就職など必要な情報を提供してくれる相談窓口をぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
充実した就業・起業支援
移住をする際に、大きな懸念点になってくるのが、お仕事。
山梨県では、移住支援金の対象法人から求人を掲載する山梨移住支援・就業マッチングサイトがあります。山梨県内の中小企業による無期雇用求人に特化しており、山梨県で就職したい方は必見です。
また、県が行う起業支援機関では、社会的事業の起業を支援し、伴走支援や一部開業資金に補助を行う起業支援も行っています。
都心での現職をやめて、地方移住と共に転職を考えている方が、山梨県の中小企業を希望して就業支援を活用しています。
就業支援や起業支援を上手く使って、安心して山梨へ移住してみてはいかがでしょうか。
移住支援金制度が有効
先ほど紹介した山梨移住支援・就業マッチングサイトを利用して就職した場合、申請に基づいて、移住支援金が交付されます。
元の仕事をテレワークで引き続き行う場合は、内閣が実施しているプロフェッショナル人材制度等を活用して就職した際は、移住支援金制度が有効です。
条件を満たしている場合、市町村から二人以上の世帯で最大100万円、単身の場合は最大60万円の移住支援金が交付されます。
移住を検討されている皆様も、ぜひ移住支援金制度を上手く活用してみてください。
物件サポートの空き家バンク制度
移住のために、住まいを探すにしても事業の物件を探すにしても、個人で調べて全て手続きをするのは難しいですよね。
山梨県には、空き家の賃貸・売却を希望する人から、空き家の利用を希望する人に紹介する「空き家バンク制度」があります。
県宅建協会と各市が協定を結んでおり、物件の調査や案内、契約などを安心して手続き出来るようになっています。
地域の方との交流を図れたり、安心して契約まで行えたりするので、空き家で事業を起こしたい方や空き家に住みたいという方におすすめの制度です。
ぜひ空き家に興味がある方は、移住前に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
山梨移住のおすすめポイント3選
20~40代に人気で、希望移住先ランキングで2位に選ばれるほど魅力がある山梨県。
皆さんは、山梨県と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
富士山や果物をイメージする方が多いと思います。
「山梨県にはどんな魅力があるの?」「なんで山梨移住がそこまで注目されているの?」
そんな疑問を抱いている方のために、ここからは、山梨移住のおすすめポイントを3つに絞って紹介していきます。
自然豊かで暮らしやすい
山梨県は、富士山をはじめ、八ヶ岳や秩父連山などの山々に囲まれており、自然豊かな地域です。自然に囲まれているため、四季折々の景色を楽しめるのも魅力です。
果樹栽培が盛んに行われており、ももやぶどう、すももの生産量が日本一。ワインの生産も盛んで、ほうとうや県産ハムなどの豊かな自然が育む特産品も絶品です。
川や山々などの大自然に囲まれた生活は、都会の生活とは違った豊かさがあります。
都心へのアクセスが良い
日ごろは地方でのんびり暮らしたいと考えていても、やはり都心へのアクセスは移住先を決定するひとつのポイントですよね。
大自然に囲まれた山梨県は、都心にもすぐアクセスできます。バスでも車でも電車でも1~2時間ほどで都心に行くことが可能です。
仕事で東京に行く際や都心に遊びに行きたくなった時にいつでも行ける立地は、地方移住にとって大きな魅力です。
必要があればいつでも都心に行ける山梨県では、普段は自然を感じながら豊かな生活ができます。
子育てや高齢者介護の制度が整っている
山梨県は、子育て支援と高齢者介護の制度が整っています。
山梨市では、通常の保育以外にも一時保育や延長保育など様々な形のサポートがあり、未就学児の保育園・幼稚園の待機児童はゼロです。
中学3年生までのお子さんの保険診療の自己負担分を助成する「子供医療費助成制度」や第2子以降の保育料を2歳児までのクラスを無料化する「第2子以降3歳未満児保育料無料化事業」など、子育て支援制度が充実しています。
山梨県では高齢者に向けて市によってウォーキング教室や体操教室などを開催し、病院にかからなくても済むような対策が行われています。
友達や仲間づくり、多様な社会活動を通して、高齢者の生活が豊かなものにすることを目的とした老人クラブという団体もあり、リタイアしてからの山梨移住もおすすめです。
このように子育て支援や高齢者介護の制度も整っているので、家族での山梨移住も検討してみてはいかがでしょうか。
山梨移住と新型コロナウイルスの関係性
実は新型コロナウイルスと山梨移住には関係があります。
山梨県は“やまなしグリーン・ゾーン認証制度”など県独自のコロナウイルス対策を行ったことにより、首都圏にもかかわらず感染者を少なく抑えられています。
フランチャイズWEBリポートが調査した「新型コロナウイルスの流行による移住への意識変化」についてのアンケートで、コロナ禍で移住を前向きに検討している方が35%を超えました。
リモートワーク導入で住空間にゆとりを求める人や自然のなかでのんびり暮らしたいと考える方が増え、山梨県への移住が人気になっています。
また、移住を検討する方が増えると同時に、首都圏であるにもかかわらずコロナウイルスに強く大自然に囲まれた山梨県を移住先として希望する人が増えているようです。
まとめ:山梨に移住して豊かな田舎暮らしを実現しよう
今回は人気移住先ランキング2位の山梨のおすすめポイントや移住支援について解説してきました。
山梨県は、子育て支援や高齢者介護の制度も整っており、移住のサポートも手厚いです。
都心へのアクセスが良く、大自然に囲まれた立地で四季折々の美しい景観や地元の美味しい果物や野菜など魅力たっぷりの山梨県は地方移住にピッタリです。
ぜひ今回紹介した制度を活用して、山梨へ移住してみてはいかがでしょうか。