コンテナハウスの魅力はなんと言っても、場所にしばられることなく移動できる点や、外観や内装を自由にカスタマイズできるところですよね。
そんなコンテナハウスですが、自分で内装などを自由にカスタマイズしてみたいと思ったことはありませんか?
自らの力でカスタマイズすることでお金の節約にもなりますし、コンテナハウスへの愛着がより一層湧くことでしょう。
コンテナの輸送や設置まではプロにお願いしないと大変ですが、内装やちょっとした家具などはぜひDIYで作成してみてはいかがでしょうか?
本記事では、「カスタマイズするために必要なアイテムはなんだろう?」といった疑問にもお答えします!
今回は、以下2つについてご紹介していきます。
- コンテナハウスの内装や家具をDIYする際の役立つアイテム7つ
- コンテナハウスの内装や家具をDIYする際にかかる4つの初期費用
この記事を参考に、自分だけの素敵なコンテナハウスを目指しましょう!
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つ7選
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテムを7つ紹介します。
どこまでをDIYで行うか、何を作るかによっても必要なアイテムは異なります。
まずは、コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテムを7つに絞って紹介します。
今回紹介するアイテムは以下の7つです。
- メジャー
- ジグソー
- 電動ドライバー
- グランプ
- サンダー(やすり)
- 水平器
- ハンマー
「こんなコンテナハウスが作りたい!」というイメージはできていますか?
まだ明確にないという方は、おしゃれなコンテナハウスを紹介しているので、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください!
それでは、コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム1つめの、メジャーから紹介します。
その1:メジャー
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム1つめは、メジャーです。
「各家庭に一つはあるだろう」というレベルの工具ですが、一応紹介します。
長さのオススメは5m以上です。3m程度のメジャーも多く販売されていますが、大は小を兼ねるという言葉の通り、万が一のために長いメジャーをオススメします。
巻き取る際に指を怪我してしまう場合があるので、気をつけてくださいね。
その2:ジグソー
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム2つめは、ジグソーです。
「ジグソーとはなんだろう?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
ジグソーとは、電動のこぎりの一種のことです。「切る」という作業も、手で行うノコギリとジグソーを使う場合では、スピードやクオリティの面で大きな差が生まれます。
大工さんがよく使用しているのは、丸ノコと呼ばれるもので、よりスピーディーに切断するには丸ノコがベストです。
しかし素人では使いづらい部分もあるので、ジグソーの方をオススメしたいと思います。
家具などをDIYする際には木材を切るなど、必ず何かを切る作業は発生します。
ノコギリもいいですが、スピーディーにクオリティをあげたい場合は、ぜひジグソーを購入してみてください。
その3:電動ドライバー
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム3つめは、電動ドライバーです。
電動工具を使う中で作業効率アップを体感できるものの一つが、ネジの開け絞めです。
組み立て家具などで、一つずつドライバーでネジを締めていく作業にうんざりした経験はないでしょうか?
電動ドライバーによるネジ締めは、今まで手動作業が何だったのだろうと思うほど簡単です。
DIYで家具を作成した場合や、内装を変更する場合に必ず使いますよね。
コンテナハウスをDIYする際には、マストで購入したい商品です。
その4:クランプ
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム4つめは、クランプです。
クランプとは、強い圧縮力で材料や作業台を固定する際に利用するもので、第三の手とも言われる工具です
他にも接着剤が硬化するまでの圧縮にも利用できるなど、様々な場面で利用できます。
DIYの際に木材を切るなどの工程は少なからず発生するでしょう。
クランプ自体の質の高さも重要ですが、何よりも質より量です。購入する際には複数購入されることをオススメします。
その5:サンダー(やすり)
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム5つめは、サンダー(やすり)です。
サンダーは、平面部分に紙やすりをつけて、電動で削る作業を行ってくれるアイテムです。
やすり掛けをするかどうかで、見た目や色を塗った際の見栄えの良さが格段に変わります。
広い面積を手動でやすりがけを行うと、大変な労力になりますし、削り残しなどのムラが出る場合があります。
作業効率を上げるだけではなく、DIYした内装や家具などのクオリティを高めるためにも、サンダー(電動やすり)の購入をオススメします。
その6:水平器
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム6つめは、水平器です。
水平器とは、作った家具や棚などの各部分を、本体に内蔵された気泡の位置などで、水平・垂直か確認するアイテムです。
最近ではデジタルのものも登場し、より正確に確認することができるようになりました。
見た目で判断してしまい、後に修正しなくてはならなくなった。なんて場面にも遭遇してしまうかもしれません。
せっかくDIYで製作した家具や、内装のアレンジでつけた棚などが歪んでいたら嫌ですよね。
水平・垂直はものづくりの基本です。コンテナハウスのDIYをする際にもぜひ活用してみてください。
その7:ハンマー
コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム7つめは、ハンマーです。
皆さんご存知のとおり、釘を打つために使う道具です。
基本的にはどこで購入しても大丈夫ですが、自分の手にしっくりくるものを購入しましょう。
オススメは槌の両面を打つことができる「玄翁」をオススメします。
片面が平らで、もう片面は緩やかに湾曲しています。最初の頃は平らな面で打ち、仕上げは湾曲した面で打つことで、木材を傷つけずに済みます。
好みは人それぞれですが、迷ったら「玄翁」の金槌を購入してみてください。
これまで、コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム7つを紹介しました。
次にコンテナハウスを建てる前にかかる初期費用4つを紹介します。
コンテナハウスを建てる際にかかる初期費用4つを紹介
次にコンテナハウスを建てる際にかかる初期費用を4つを紹介します。
コンテナハウスを購入し、DIYで自分好みの内装に変更したり、自分で作成した家具に囲まれているのを想像しただけでワクワクしますよね。
コンテナハウスを1から建てる場合、条件によっても大きく変わりますが、約300〜500万円ほどの初期費用がかかるでしょう。
余裕を持った予算が必要になります。
初期費用の内訳は以下の4つです。
- コンテナハウス代
- 土地代
- 運送費
- 基礎工事費
それでは、コンテナハウスを建てる際にかかる初期費用1つめの、コンテナハウス代から紹介します!
その1:コンテナハウス代
コンテナハウスを建てる際にかかる初期費用の内、一番はじめに頭に浮かぶのがコンテナ代ですよね。
コンテナは大きさや特徴によって大きく値段は変わります。
- ワンルーム程度の12フィート(約5畳)であれば、60万円程度
- 標準的なコンテナの規格である20フィート(約9畳)であれば、90万円程度
- 40フィート(約18畳)であれば、170万円程度
概算ではありますが、この程度の予算が必要でしょう。
より詳しくコンテナハウスを価格別に紹介している記事があるので、よかったら参考にしてみてください!
その2:土地代
コンテナハウスを建てる際にかかる初期費用の内、土地代も大きな割合を占める場合があります。
20フィートのコンテナで4.5坪、40フィートで9坪なので土地の確保自体は難しくないでしょう。
しかし、地価の高い場所では高額になる場合があるので、予算と相談して決めることが必要です。
その3:運送費
コンテナハウスを建てる際にかかる初期費用のうち、運送費も決して安くはありません。
運送費は購入した店舗からの輸送距離によって大きく変化します。
- 20フィートのコンテナで、6万円〜20万円
- 40フィートのコンテナで、8万円〜30万円
概算でありますが、これくらいの相場になる場合が多いです。
しかし、通常の運送と大きく異なり人員も多く必要なため、余裕を持った予算設計をしましょう。
その4:基礎工事費
基礎工事費は、安全にコンテナハウスを使用するためにも必要な費用です。
コンテナハウスは設置してしまえば、住めてしまいます。
業者の中には、「基礎工事は施主が個人で行ってください。」という場合もあります。
コンテナハウスの大きさや、傾斜地か平坦地で工事費は大きく変化します。例えば、面積一平方メートルあたり5,000円~50,000円と幅があります。
また、コンテナハウスは人の住む建築物であるため、建築基準法に従って建築する必要があります。
建築物は地震や災害に耐えるためにも、基礎工事はきちんと行うようにしましょう。
まとめ
今回は、コンテナハウスの内装や家具をDIYする際に役立つアイテム7つと、初期費用4つを紹介しました。
コンテナハウスを1から建てるためには、多くの費用がかかることをわかっていただけたと思います。
また、コンテナハウスの内装や家具のDIYをはじめる際には、今日オススメしたアイテムの購入もぜひ検討してみてください!